2018.1.30
手術当日
私の手術
子宮全摘及び右付属器切除
卵巣と子宮がなくなってしまいます
前日、術前の説明がありました
同意書とか書類をたくさん書くやつです
その時に先日行ったPET-CTの結果も聞きました
やはり特に広がりはなく
今のところ確実な癌は見られないと
リンパ転移、していませんでしたーーー！
それには少し安心して
少し安心したところで
でも！
じゃあ！
今のところ残りの卵巣と子宮にも癌はないかもしれないのね
てことは
やっぱり子宮取らなくていいんじゃないの⁉︎‼︎
と、揺れました
めちゃ揺れました
結局リスクを考えて
自分を落ち着かせて
予定通り手術をする事に決めたのですが
どんだけあるんだよ人生の岐路よっ
と突っ込みたくなるぐらいな選択の連続
前日は
一日中涙が止まらなくて
もはやなんで泣いているのかもわからないぐらい
どんどんどんどん涙が出てきてしまって
私いつもはこんなじゃないのに
人間ってこんなに水分出るんですね
滅多に思い出すことのないような
昔々のことを思い出したりしました
なーんにも考えていなかった子供の頃とか、小学生、中学生の頃
こんな未来が訪れるなんて夢にも思ってなかったね
やっぱり私、
そうとう嫌だったみたいです
子供産めなくなるの
悲しかったみたいです
こんなに取り乱してしまう事
今までなかったよ
病気になってからはじめてが目白押し
当日も
母が付き添いで来てくれて
いつもはぐっと我慢するのに
今日はもう無理、しょうがないと思うぐらい
震えてしまうし涙が止まらなくて
いつものように冗談のひとつも言えない
手術室まで歩いて向かって
泣きながら母に抱きついて
「行ってきます」って握ってた手を離したら
また涙がこみ上げてきて
代わってあげたいと本気で言っていた母の事を考えると
やっぱりごめんねって思ってしまう
心配掛けてごめんね
1ヶ月前の手術の時とは全然違う
悲しみが止まらない
手術室に入ってからも
準備して手術台に上って仰向けになってからも
呆れられるぐらい涙が止まらない
あぁ私本当に子宮なくなっちゃうんだな
看護師さんに涙を拭いてもらいながら
麻酔の注射が始まる
ええぃっ泣くな泣くな
まだまだ人生これからよ
生きたいって決めたんじゃん
大丈夫、私強いんだから…
未来を信じたい
そっと目を閉じて
先生に身体を委ねました
約5時間に渡る手術でした
次に意識が戻った時は
病室のベッドの上
あぁ私、本当に子宮なくなっちゃったんだね
やっぱり涙が止まらない
この決断が良かったねって
間違ってなかったね、頑張ったねって
未来のあたしが笑顔で言えるまで
この気持ち忘れないよ
忘れるもんか
でも
とりあえず
よく頑張ったね
自分を褒めます
ゆっくり休もう