あっちゃん♪Diary☆ -2ページ目

くらげのほね

むかし うみのそこの

 

りゅうぐうじょうの おきさきさまが

 

さるのきもを たべたいと

 

言いだしました。

 

そこで りゅうぐうじょうの

 

おおさまは かめさんに

 

さるの きもを

 

とってくるように 言いました。

 

かめさんは ある かいがんに

 

行きました。

 

すると かいがんの

 

木のうえに おさるさんが

 

いました。

 

「さるさん さるさん

 

りゅうぐうじょうに 行きませんか?

 

たくさん ごちそう

 

して あげますよ」

 

「おや、 ごちそう して

 

くれるのかい?

 

それなら 行こう」

 

さるさんは そう言って

 

かめさんの 背中に 

 

のりました。

 

かめさんは さるさんを

 

背中に のせると

 

どんどん 海の そこに

 

むかって いきました。

 

やがて りゅうぐうじょうに

 

つきました。

 

かめさんは さるさんを

 

門の まえに またせて

 

おうさまに さるさんが

 

きたことを おしらせに

 

いきました。

 

門を ばんしていた

 

くらげさんが いいました。

 

「さるさん いったい どうして

 

りゅうぐうじょうに きたんだい?」

 

「かめさんが りゅうぐうじょうに

 

くれば ごちそう して

 

くれると 言ったからさ」

 

さるさんが そういうと

 

くらげさんは おおわらい

 

しました。

 

「ははは。 それは うそだよ。

 

さるさんは だまされたんだ。

 

ほんとうは さるさんの

 

きもを おきさきさまが

 

食べたいと 言ったからさ。」

 

そこへ かめさんが

 

でてきました。

 

「さあ さるさん

 

なかへ どうぞ。

 

おうさまが ごちそうして

 

くださる そうですよ。」

 

すると さるさんは いいました。

 

「いやあ こまったな 

 

いま、 くらげさんに 

 

聞いたんだけど

 

ぼくの きもを

 

おきさきさまが 食べたいんだって?

 

はやく 言って くれれば

 

いいのに。

 

じつは 今日は きもを

 

きのえだに ほしてきたんだよ。」

 

「えっ? きもを おいてきたって?

 

しかたない さるさん

 

また せなかに のってください。

 

きもを とりに かえりましょう。」

 

かめさんは そういって

 

さるさんを せなかに のせると

 

うみの うえを めざしました。

 

かいがんに つくと

 

さるは いちもくさんに

 

木の上に にげました。

 

「やーい、 かめさん

 

だまされた。 きもを

 

ほすはず ないだろう。

 

きもを たべられたら

 

こまるから だましたのさ」

 

かめさんは しかたなく

 

りゅうぐうへ かえって いきました。

 

かめさんは りゅうぐうじょうへ

 

かえると さるさんに

 

だまされたことを おうさまに

 

おはなししました。

 

おうさまは たいへん

 

おこって いいました。

 

「おしゃべりな くらげめ。

 

ばつに ほねを

 

ぬきとってしまえ」

 

こうして くらげさんは

 

ほねを ぬかれて

 

ふにゃふにゃの

 

からだに なったのです。

 

おしまい

因幡のしろうさぎ

むかし むかし


おきの島 という 島に


いっぴきの うさぎが


すんで いました。


うさぎは とおくに


見える 日本の


いなばの かいがんを


見て 思いました。


「あの 大きな 島へ


なんとか 行って


みたい ものだ」


そこで うさぎは


かいがんに 出て


ワニに 言いました。


「ワニさん ワニさん


わたしたち うさぎと


ワニさん たちと


どっちが 多いと 思うかい?」


ワニは こたえ ました。


「わたしらの ほうが 


おおいに きまってる」


「そんなら かぞえて みるから


ワニさんの なかまを


あつめて おくれ」


そこで ワニさんは


なかまを あつめて 


一れつに ならべました。


その かずの


おおいこと おおいこと。


おきのしま から


とおい いなばの かいがんまで


ずらーっと ならぶ


ほどでした。


ウサギは しめしめと


思って ワニの


せなかの 上を


とびはねながら


「1ひき 2ひき 3ひき」


と かぞえて いきました。


そうして いよいよ


いなばの かいがんに 


つくと いうときに


うさぎは おもわず


言ってしまいました。


「やーい、 ワニさんたち


だまされた。


ほんとうは こうして いなばに


わたりたかった だけさ。」


それを きいた


さいごの ワニが


うさぎを つかまえて


かわを はいで しまいました。


そこへ かみさま たちが


やってきました。


かわを はがされて


赤はだかに なっているのを みて


一人の 神さまが いいました。


「おい、 うさぎ、かわを


はがれて いたかろう。


かいすいで あらって


日に ほすと


いたまなく なるぞ。」


けれど その 神さまは


いじわるな 神さまで


うさぎを いじめて


やろうと 思ったのです。


うさぎが 言われた とおり


かいすいで 体を あらって


日に ほすと


もっと いたく なりました。


そこへ いじわるな 


神さまたちの 弟の


オオクニヌシノミコト という


神さまが やって きました。


この 神さまは 


とても やさしい


神さまです。


「それは かわいそうに、


かわの まみずで 体を


あらい、ガマの ほで


体を おおいなさい。


そうすれば もとどおり


げんきに なるよ」


神さまは そう うさぎに


おしえて あげました。


うさぎは いわれた とおり


かわで からだを あらい


ガマの ほを あつめて


体を おおいました。


すると いたみは おさまり


白い 毛も はえてきました。


「これからは うそを


ついては いけないよ。


わるい ことを すれば


かならず 自分に 


かえって くるからね」


うさぎは こころから


はんせい しました。


おしまい

金のおの、銀のおの

むかし ある男が

川の そばで 木を

切っていました。

ところが 手が すべって

持っていた おのを

川に おとして しまいました。

男は こまって しまい

シクシクと 泣いて いました。

おのが ないと

仕事が できない からです。

すると 川の 中から

ヘルメス という

かみさまが 出てきて

ピカピカに ひかる

金のおのを みせました。

「お前が おとしたのは

この 金のおの か?」

「ちがいます。 わたしが

おとしたのは そんなに

りっぱな おのでは ありません。」

すると かみさまは 

つぎに 銀のおのを だしました。

「では この 銀のおの か?」

「いいえ。 そんなに きれいな

おのでも ありません。」

「では この おのか?」

かみさまが 3ばんめに みせたのは

つかいふるした きたない

おのでした。

「そうです。 ひろって くださって

ありがとうございます。」

「そうか おまえは 

しょうじきな 男だな」

かみさまは かんしんして

金のおのも 銀のおのも

おとこに くれました。

よろこんだ 男が このことを

ともだちに 話すと

ともだちは うらやまし がって

「おれも 金のおの と

銀のおの を

もらって こよう」

と さっそく きたない

おのを もって

川へ でかけました。

そして 「えいっ」 と

わざと おのを 川に

なげると シクシクと

うそなきを はじめました。

そこへ 川から

かみさまが 出てきて

ピカピカに ひかる

金のおのを みせました。

「そうです。 金のおのです。

その 金のおのを 川に

おとして しまったんです」

男が うそを 言った

そのとたんに

神様は こわい かおで

「この うそつきの 

よくばり ものめ!」

男を どなり つけると

川の 中へ もどって

しまいました。

うそつきで よくばりな 

この ともだちは

じぶんの おのも 

ひろって もらえず

いつまでも 川の そばで

ワンワンと ないていました。

神様は しょうじきな 人には

やさしく してくれる のですが

うそつきには きびしい

たいどを とります。

よくばって うそを つくと

けっきょくは まえよりも

そんを するのです。


おしまい