私はミスを犯した。


重大なミスだ。


それは、ある日の夕方の出来事だった。


日々、蓄積された疲労感と毎日同じことが繰り返される日々に

悶々とした憤りを感じていた私は

普段と変わらない自販機を見て驚愕した。


そこには今までに見たことの無い飲み物が売られているではないか


しかもこのつかれきった身体になんとなく好きな桃の飲料水ときた


…これは、買うしかない。。。


そう一瞬で決意した俺は真っ先に財布から銀の硬貨を取り出し挿入する


するとどうだろう


…カラン。。。


下から出てくるではないか


なんだ、俺の硬貨を受け取れないって言うのか…


入れる、出る、入れる、はいった…


ふぅ、なんて不毛な戦いだったんだ…


そして、俺はボタンを押す、ピンクの缶の下にある緑色のボタンを…


がたん


でてきた…手間取らせやがって…


やっとでてきたアルミの塊を思いっきりふってやった。

これでもかってくらい撹拌した。


さて、開けるか…とおもったそのとき…

ふと目に入った不吉な文字…


「容器は振らずに開封してください。」


・・

・・・・

・・・・・・


は?


え?


たんさんかよーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!


ここに来て炭酸!?

俺が生まれてこの方数回しか飲んだことの無い炭酸!?

しゅわしゅわしててぷっはーな炭酸!?

けぽけぽしかしない空気の飲み物、炭酸だと!?


そう、俺のミスは…


炭酸かどうかを確認せずに買ってしまったことだ…


なんてこったい。


100円かえせ。


そしてその1週間後にはもうなくなっていた。




そういうお話。


++yuu++