年度末が過ぎ、入社式も慌ただしく終えたところで、そろそろ桜もおしまいとなり新学期の季節が始りました。毎年この時期は刺激もあり新鮮な気持ちにさせられます。桜が一気に咲き始めるのを見ていると、4月1日、元気に溢れ輝かしい瞳をした新入社員が整列する入社式とダブります。毎年そうですが、未だ寒さの残る初春のある日突然一斉に花開く桜には自然の神秘を感じますし、10日から2週間と言う短い期間で芽吹き、蕾をつけ、満開を向かえ、そして散っていく。その後の爽やかな風と共に若葉が青々と茂っていく様には素直に感動させられます。その後もまた、来春の開花に向けて一年間の成長と営みが始るわけですが、悠久の昔から繰り返される大自然の営みには感服いたします。
さて、今年新卒で入社した社員は11名それぞれ選りすぐりです。女性7名男性4名とこれまでの比率と違い、女性のパワーを感じ、なかなか頼もしく期待が持てます。桜のごとく一斉にデビューした新人達も早速厳しい研修が開始されました。初めての経験、様々な体験を経て成長し、一年後の開花を楽しみに迎えたいと思います。アクセスネットの６つの行動指針のなかに「チャレンジしよう」と「やり続けよう」があります。自分の将来を真剣に考え職業と会社を選択して決心した結果の入社なのですから、不安は有り余るほどあるにしろ、先ずは初めてのことに「挑戦あるのみ」であり、結果が出るまで「やり続けなければ」何の為の決心や挑戦であったのか無に帰してしまいます。人生の中でも20代前半というこの貴重で大いに成長できる大事な期間を後悔しない為にも、新人達には全力で取組んでほしいと思っています。その思いで私が入社式にアドバイスしたことが「新人の役割と期待」ということで以下の5つのことがらでした。
１．「明るく、元気で、素直なこと」・・・周りに自身の存在を認めてもらって、可愛がられる新人になって欲しい。これがコミュニケーションを円滑にし、信頼関係を築く基本となります。
２．「仕事に没頭すること」・・・今は仕事しかない！長い人生の中でこの２・３年集中してみよう。
３．「何でも聞くこと」・・・分からなくて当たり前、素直に聞いてしっかり身に付けよう。
４．「何かひとつ得意なもので目立て」・・・「自分らしさ」や「長所」、「他人よりできること」をアピールしよう。
５．「逃げ出さない」・・・これまで経験していない、いろんなことが起こります。これに対して逃げ出さず、解決できる自分に成ろう。常に「報告・連絡・相談」をすれば良いのです。
可能性無限大∞な新入社員11名の大いなる成長を期待し、健闘を祈ります。