お客様から修理依頼で預かっているPEAVEY BUTCHER １２０Wヘッドアンプ
８０年代の商品ですが、以前X-JAPANのHIDEが使用していたらしく、その当時は
そこそこ有名になり、売れていたらしいです。
今回その修理が入りました、ヴィンテージという事で懸念していた、トランスの電圧低下でのハムノイズがかなり出ています。
トランス交換が一番早いのですが、なんと日本国内に同型のトランスが存在しない事実
が判明・・・これは困った！
日本でのPEAVEY輸入元にもアクセスしたが、やはりまず手に入らないだろうという返事
回路図さえもネットでも検索で出てこない状態、トランスは製作してくれる業者もあるが
電圧の落ちている所を計測したデータでは無理。
しかしこんな事で諦めるヴィンテージ屋店長ではありません！
今度は本国アメリカのPEAVEY本社にアクセス、英語なので（当たり前ですが）翻訳ソフトで予め文章を作り、国際電話で本社の技術担当とトランス並びに基盤パーツはないか問い合わせをかけてみた。
担当いわく本社でも在庫は無いしなんと回路図なども焼却処分して無し（普通は保存して置くものだけど、さすがアメリカ？？）それでも何とか手立てはないかと食い下がると
アメリカ中の代理店を当たって探して見るという期待できる返事がきました・・・
今日はここまで、又続きの面白い話を次回お聞かせします、それでは～