ここ数日間、熱病のようにブラジル アマゾンのインディオ 
カラジャ 族のイベントに参加しています。

アビオスで働きはじめてアマゾンを身近に感じるようになり、
アマ ゾンのこと、先住民族の人たちのことを
本で読んだり、詳しい方から話を聴いたりしてきました。
そのうち に、先進国の便利な生活がインディオの森やすみかを
脅かしている現実を知り、そして、インディオの森に暮らす生活が
とても豊であることを知りました。
いつかインディオの方々とお会いして、叡智あふれるさまざまな
こ とを学びたいと思っていました。

そして、今開催中のアリオン音楽財団が主催
「東京の夏 音楽祭2008」で私はその機会を得たのです。

カラジャ族関連は、
先週の記者懇談会、週末奥多摩で開催された音楽キャンプ、
そして昨日は浅草のアサヒ アートスクエアで開催された
「ボディ ペインティ ング&ダンスワークショップ」へ行きました。

ボディペインティングが終わってから、車座になってカラジャ代表の
Davidさんから話を聴きました。

今は、土地が大きな問題になっているそう。
先進国の鉱山開発や、金の発掘などにより自然が破壊されているとのこと。

インディオは自分たちの住む土地の下に金があると知っているが、
先祖代々、ずっと昔から「金に触れてはいけない」と言われてきたので
自分たちは決して触らない。時々宝飾になりそうな石などを、
ほんのわずか使う時にとる、なぜなら資源の限りを知っているから、とのこと。

そうやってバランスを保ちながら、彼らは魚をとり、
木の実や果物を食べ、自然と共存して暮らしているのです。
お金が存在せず、村全員に必ず何か役割があり暮らしていて、長寿、
寝たきりの人もいない、なんて豊な世界なのでしょう。

地球温暖化を止めるには、彼らの生活を学ぶことが大きな鍵のよう
に思えてなりません。


会場で、カラジャの方々が作ったという素敵なざるを買いました。

自分がアマゾンのインディオで暮らすとしたら、そのコミュニティ
で自分は何ができるのだろう。
ざるも編めないし、魚もとれないし、獲物もしとめられない。
きっ と役に立たないだろう。
野菜も作っていると言っていたから、野菜作りは挑戦できるかもし
れない。

ダンスワークショップは、皆で手をつないで輪になって足踏みならして
歌って踊って、みなとても楽しそうでした。
カラジャのリズムが染み付いた気がします。

「カラジャ族の芸能」という舞台が
7月16日(水)、17日 (木)草月ホールであります。
これは必見。日本で見れるのは最初で最後かもしれません。

私もお友達誘っていきます!
みなさんも、遠いアマゾンから丸4日かけていらしたカラジャ族の
豊な文化を楽しめると思います。

是非おすすめいたします!

それにしても、アリオン主催「東京の夏 音楽祭」は
レベルの高さに驚きです。








6月16日(月)夜、カフェスローのオープニングパーティーへ行きました。
場所は国分寺駅から数分のところ。

エクアドル、インタグコーヒー生産者のカルロスさん、辻 信一先生と
アンニャ ライトさん(シンガーソングライター・環境活動家)のお話がありました。

エクアドルの緑豊な森のスライド上映があり、インタグコーヒー豆の作られる
環境がすばらしいことがよくわかりました。
しかし、その楽園のような景色は実はカルロスさんを
はじめ地元に人たちが守ったことだと知りました。

鉱山開発業者に森を破壊されそうになりながら
長年戦い、そしてようやく2007年10月に
その業者の撤退が確定したのだそうです。

カルロスさんは、こう言いました。

「私たちの暮らしは、畑をたがやし、野菜をつくり、
豊な森に鳥が舞い、豊なくらしでした。
そこに鉱山開発業者がやってきて、

"おまえたちの生活には、冷蔵庫も、テレビもない、あれもない、
これもない。つまり、おまえたちの生活は貧しいのだから
開発が必要だ。だから鉱山開発が必要だ。"

と繰り返し言い、私たちや仲間を洗脳しました。

私たちの生活は全部自分たちでまかなえる
豊な生活だったのに
”おまえたちは貧しい”といわれると
”言われてみればそうなのかな”という気になる者が
増えてきました。

実際内部でも、森を守ろうとするものと
開発の味方をするものとあつれきができました。

開発業者が持ち込んだこの貧しい思想が、
一番やっかいな問題でした。

でも私たちは、その試練を克服し、とうとう
鉱山業者は撤退しました。」

そして、その森を守るためにインタグコーヒーの輸入を
始めたウィンドファーム代表の中村さんの発言も
すばらしかったです。

「使い捨ての生活は、必ず自然を破壊する。
石油をはじめ資源はいつかなくなるのだ。
とにかく使い捨ての生活をやめることだ。」


と。


大勢の人が、オーガニックのおいしい食事を食べながら、
お酒をのみながら、そしてハチドリのしずくの美味しいコーヒー
を飲みながら夜は更けて気づいたら10時過ぎ。

やることはたくさんあるけれど、きっとみなで
力を合わせれば地球を元気にできるのではないか、
と思えた素晴らしい夜でした。

カフェスローは広くてゆったりしていて、とても気持ちのよい空間。
併設のギャラリーもお洒落です。
今度は昼に、ゆっくり来たいです。
(今日は、赤ちゃんを含む子供達がたくさんいました。
みんな、本当にとってもかわいい。)

外に出るとほぼ満月の大きなまあるい月が輝いていました。


*エクアドルの森を守ったお話については
辻信一先生のコメントに詳しく書かれています。
http://www.sloth.gr.jp/tsuji/library/column27.htm


今年も恒例の梅を漬けました。

実家の庭にある梅の木は、生前祖父が大切に育ており、今は父が大切にしています。
今年も立派な青い実がたくさんなりました。(もちろん無農薬。)

青い香りに包まれながら、黙々と梅をもぐ時、私はなんとなく祖父の気配を感じる気がします。

梅を一晩水につけ、ホワイトリカーで洗い、水分をふき取り、梅のおしりのポチッを楊枝でとり、
大きな瓶に梅、塩と交互にいれて、最後は塩で覆う。

この一連の梅干作りの作業も、なんとなく祖父とコネクトしていると感じることができる
貴重な時間です。

梅仕事は、ずっと長い間祖父がやっていました。
その大好きな祖父が他界し、私は一度も祖父から直接梅仕事を教わらなかったことを
とても残念に思いました。

そして、祖父が他界した年、梅の木の枝にたくさんの大きな青い実がなっているのを見て、
いてもたってもいられず「今年から私が梅仕事をする!」と家族に宣言。
すると、父も一緒にやるといいだしました。その時から数えて今年で6回目。

今では父がすべての梅仕事を取り仕切り、梅干、梅酒、梅ジャム、梅ジュース、梅エキスなど
毎年父が自分で作るようになりました。しかも、どれもとても完成度が高い!

祖父がよく言っていました。

「梅の木は素晴しい。冬の寒さに耐えた後、白い美しい花を咲かせ
人々を楽しませ、青い実を実らせる。
その実がもっと素晴しい。
梅干ができ、その梅干は体によい上、
何十年も保存食として食することができる。」と。


今年も恒例の梅仕事が無事できたことに心から感謝。
あとは梅雨がきて明けるのを待つばかり。

梅雨明け宣言のお天道様のもとに梅干を干さなくちゃね!