場所は私たちが3月13日に使う日立システムズホール仙台コンサートホール!

第一ステージは『大聖堂の響き』と題して「Laudate」「Salve Regina」「Ave Verm Corpus」「Nox Aurumque」「Water night」の5曲でした。
淀みのないメロディックな宗教曲が前半に固まっており大変聴き心地の良いステージでした。
第二ステージは信長貴富編曲の『混声合唱のための宮崎アニメ映画音楽集』というステージでした。
「もののけ姫」「君をのせて」「となりのトトロ」「さんぽ」「いつも何度でも」「めぐる季節」「やさしさに包まれたなら」の7曲でした。
メドレー形式になっておりテレビで聴き慣れたジブリ音楽とはひと味違う音楽でした。
ポップ調に変わっていたりクラシック性を追求してあったりと非常に聴きごたえのある曲集のステージでした。
第三ステージは常任指揮者の早川幹雄先生と客演指揮者としてあの有名な、なかにしあかね先生が指揮を振る『なかにしあかね作品集』ステージでした。
曲目は「原体剣舞連」「生きる」「金の鐘(混声合唱組曲「ポーの鐘」より)」の3曲。
生きるということは命のつながり、命の循環であることが歌に想いを込めて表現されていた魂を揺さぶられるステージでした。
昨年度の演奏旅行で歌った『生きる』とはまた違った切り口の演奏でした。
第四ステージは『燃え続ける魂』と題して「うた」「ねがい」そして「くちびるに歌を」の3曲。
この3曲をEpiceさんのように歌うことは私には一生できないでしょう。
なぜなら私は願いを込めて歌を届ける幸せをかみしめるような出来事を経験していないからです。
歌から力強いメッセージを受け取った人々が力強いメッセージを込めて歌う。
これほど素晴らしい合唱はないでしょう。
「くちびるに歌を」のテノールソロは聴いていて思わず胸が熱くなりました。
そしてアンコールでの「それじゃ」。
実は先日の練習にて「それじゃ」の楽譜を読ませて頂いておりました。
アカペラだからこそ成り立つ不思議で軽快なリズムに乗って皆さん笑顔で歌っていました。
こんなに素晴らしい曲があったのかと度肝を抜かれました。
また終演後には早川幹雄先生と少しお話をさせて頂きました。
指揮もさることながら、団員やお客さんひとりひとりへの対応を見ても本当にこの人は凄い方だと実感しました。
今日は本当に得るものの多い1日でした。
仙台に来てこれほどまでに素晴らしい演奏を聴けるとは私は幸せ者だなぁ、と思いました。
私たちも同じくらい素晴らしい演奏ができるように頑張りますので応援宜しくお願いします!!

