誰もが「彼」に理想を求めている。彼は理想を演じることもできるが、それだとまたすぐ破綻することを過去の経験から分かっている。だから、悪いとこも見せたのだろう。それでもいいと、受け入れて欲しかったんだろう。そんな望みが叶うわけもないと知りながら。


その彼の手元には何か残っているだろうか?残っていたらそれはきっと信じるに値するものだろう。彼も必死で信じようとするんじゃないかな?それでも彼は幾度も苦しんで傷つけて不器用に…。どこまでも不器用で理解され難い仕方のない奴だ。