今日、呼吸器の業者のフィリップスがきました。
問題点について聞かれて、呼吸器装着時の乾燥について聞きました。
相対湿度と絶対湿度の関係の説明を受けたのですが、
湿度というのは普通、相対湿度のことを指し、単位は%で表します。
相対湿度はその空気の含み得る水の割合を示し、温度と圧力が変化すれば飽和水蒸気圧が変わるので相
対湿度は変化します。単位体積中の水分量が変わりなくても、空気温度が上がれば相対湿度は下がり、
空気温度が下がれば相対湿度が上がって、結露に達すると結露します。
気体中に含まれる水蒸気の量には限度があり、これ以上含まれない限度状態を飽和状態と言います。
これも温度、圧力により変化します。温度が高い気体ほど多くの水蒸気を含む事が出来るので、その気
体を冷却すると、その中に含まれる水分量は変わらなくても、相対湿度は増加し、ある温度になると相
対湿度は100%となって飽和に達し、これをさらに冷すと水蒸気の一部が凝縮して露を結びます。
相対湿度は温度が変化するとそれより大きく変化します。すなわち温度上昇に対して飽和水蒸気量は上
昇します。これは温度が高い程多くの水分を含み得るという空気の性質を示しています。例えば0℃と2
2℃での空気は、同じ相対湿度50%でも、その水分量は1.9g/kg'と8.2g/kg'であり、4倍も違います。
0℃で50%の空気を暖めて22℃にするとその相対湿度は11%となり、水分量は同じでも湿度は下がりま
す。22℃で50%の空気にするには、更に、水分差6.3g/kg'を補給しなければなりません。そこで冬季
は加湿が必要となるわけです。
さらに、呼吸器をすると、乾燥が激しいです。
でも、結露が増えると溺れてしまう。
対策としては、エアコンの温度を上げるしかなさそうです。
そうすると暑くて、不快が増す。。
早く適正な温度を見つけたいですね。。