琵琶湖の1.4倍ほどもあるバイ湖からマニラ市を抜けてマニラ湾に注ぐパシグ川沿いには、多くのスクワッターが居住しています。
貧困者対策よりも海外への見栄えを良くする為に、マニラ中心部のスラムエリアに居住していたスクワッターたちを追い出していることで、行き場を失った人たちは、常に洪の危険にさらされるとしても、そこに居を構えるしか方法はありません。



マニラ首都圏を縦断する、水草に覆われたパシグ川。



対岸に多くのスクワッターたちの住居が見えます。



表通りから細い脇道を川に向かって降りていきます。



川沿いに近くなると、スクワッターたちの住居密集地が見えてきます。



廃材を利用して、それぞれ工夫しながら住みかを建てています。



ここでは鶏も飼っているようです。









子どもたちが恐る恐るこちらの様子を覗いています。



でも、子どもは好奇心のかたまりです。



次々に姿を現します。



子どもたちに釣られて、大人も出てきました。



女性たちも現れてきました。



私への警戒心もなくなり、子どもたちはいつものように遊び始めました。



「ちょっとお宅を拝見させていただいていいですか?」
「いいですよ」



迷路のような通路を奥に入っていきます。



暗い床下に鶏がいます。



部屋に入ると、中には二人の老女と女の子が一人いました。
左の人は案内してくれた女性のお母さん。そして病気で寝ているのが旦那さんのお母さんだそうです。



話を伺っていると、女の子が泣き出してしまいました。
「ごめんね、すぐに出ていくからね」



これだけあって、水とガスと電気があれば、生活できそうです。



この小さな女の子も、幸せに育っていって欲しいものです。



「お邪魔しました!」
通りの方から水がホースで各家に引かれているようです。
 
 
次回へ続く