ac-rebirthのブログ

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遠野なぎこさんの本を読みました。



未成年のカー子が!
冬の輪舞のしのぶが!
ロンハーのあの人が…!
こんな酷い毒親を持ってしまった人だったなんて…。


若くしてなぎこさんを産んだものの、自分が女優になれなかったのはお前のせいだと罵り、コンプレックスを植え付けた挙句、過食嘔吐の世界に道連れにした母…。
外面いいから周りには伝わらない。
子役や女優業で同年代の友達を作る機会もなく、辛さを共有してもらう相手もいない…。
母の関心が欲しくて、褒めてほしくて、子役をし女優になったのに、肝心の母の愛は手に入らない…。

私の体験と並べるのも申し訳ないほどの過酷な世界ですが、感情移入せずにはいられませんでした。
ただ、そういう表現を避けたのかも知れませんが、もっともっともっと、お母さんやお父さんに怒っていい気がしました。


ブログも見ました。

ご飯が美味しそう^  ^
気持ちの波が痛々しい…。
そして、めちゃまじめ。

ロンハーでの印象とは違いました。


生きるために、居場所を作るために女優をする。
3月のライオンのレイくんが、生きるために将棋する姿とかぶりました。


なぎこさんの経験はとんでもない。
とんでもないから、多くの人が読んだら心がザワザワすると思います。

自分はこんなにとんでもない経験はしていない。
でも、この心のザワザワは知ってる。何これ?

そういう感じる人もいるんじゃないのかな…。

親に気持ちをわかってもらえない。
でも、見てほしくて、認めてほしくて必死になる。
渇望、不安、憧れ、甘く苦い気持ち。


なぎこさんを通じて、自分や親を見つめ直す人って、私だけじゃないと思います。



なぎこさんが母親を演じたら、どんなお母さんなんだろう?
トンデモなど迫力毒親に息を呑んでみたい気もしますが、ネコちゃんを見つめる眼差し通りのお母ちゃんも見てみたいと思いました。