ブリーフ!
「よっちゃん!」
いつものセリフで始まったあひるちゃんとの会話は
よたび (四度) を迎えた。
「何で男子はみんなトランクスなの?」
それは素朴な疑問と言うよりあひるちゃんの願望が
込められた言葉に違いなかった。
「みんなトランクスでつまんない。」
「あひる、ピチッとしたブリーフ穿いてる男子が好き!」
「よっちゃん、何でブリーフ穿かないの!」
以前の僕はブリーフ一辺倒だったのだが、思春期を
迎えるに付け周りがトランクス一辺倒だったことを知り
ブリーフを止めてしまったのだった。
それから数十年、大好きなあひるちゃんの指摘に
ブリーフを穿く決意をしてお店を後にしたのだったのだが
・・・・・。
きっとあひるちゃんから、 「よっちゃん、あひるの好きな
ブリーフ穿いているのね。 あひる嬉しい」 って言葉を
掛けてもらえるだろうという腹積もりでブリーフを穿くように
なったのだと思う。 ジーンズショップで女の子が穿くよう
な小さいパンティ、ではなくブリーフを買い、次回あひる
ちゃんに会って褒めて貰える準備は万端だった。
まっ白なビキニタイプのブリーフを穿いてあひるちゃんの
前に立ちはだかった僕は誇らしげに下○身を強調し
あひるちゃんの言葉を待った。
「よっちゃん、凄いブリーフ!。 あひる、コーフンするっ!」
「すごいモッコリしてる!」 「いやらしい!」
立て続けに僕を攻めたてるのだが、過去のいきさつは
すっかり忘れているようだ。
「男の人ってトランクスしか穿かない人ばかりだから、
よっちゃん、やらしい!。 あひる、ブリーフ穿く男子
大好きっ!」 と僕個人よりブリーフ男子に興味が有る
あひるちゃんなのだった。
つづく