ミケーネの壷。
別名、コッコの壷である。
何の動物なのだろうか?
シカ?ウシ?????
よ~く見ていると・・・・
コケコッコ・・・みたいに
見えてくるのである。
いや, 見えたのである。
古代人は、きっと呆れるで
あろうが、一度そう思うと
駄目である。
うんうん。鶏の祖先。略して
コケコッコである。
胸の辺りが、鳩胸もとい
コッコではないか。である。
考古学者ではないので
見たものを勝手に脳みそ全体で
判断且つ想像することしか
出来ないのであるが・・・・
古代人は、溢れる情報、
充満するデザイン等全くない中で
これらのコッコを描き、壷という
形を形成しているのである。
所詮、芸術は生活であり且つ
生々しいほどの知恵/イデアであり
完璧なユーモアである。
そして・・・・・
真剣な手がつらつらと描き
作り出す完璧なユーモアは
人々の生活となる。
これほどストレートに人間臭い
仕事はないのである。
好き嫌いをゆうに超えて
1000年以上の時間を持つ
生活の1部品なのである。
コッコの壷を作り使っていた
人間はもちろんもう居ない
のである。
だが、コッコの壷は
生きてそこに在る。
完璧なユーモアである。
人間の手は生活という名の
永遠の歴史である。
ん~やっぱりコッコである。