ビジネスマンのための「経営力」養成講座
(2008年7月8日(火)19:00~21:00)
本日、ビジネスマンのための「発見力」養成講座、「数字力」養成講座、
「解決力」養成講座などの著書で知られる経営コンサルタント
小宮一慶さんのセミナーに行ってきました。
ベストセラーとなった3部作は全部読んでいるのですが、本日は、
「経営力」というタイトルどおり、より広い視点でのお話でした。
全体を通じて、「経営」というものは、独特のスキルであり、
真の経営者となるためには、「経営の本質」を理解し、それを実践で
磨く努力を「継続的に」行わないといけない、ということを
様々な事例を基に、(脱線も多くしながら、面白おかしく)教えて
いただいたのが印象的でした。
以下、印象に残ったところを挙げておきますので参考にしてください。
・「経営」という専門の仕事がある。
・「経営のパーツ」の延長線上に「経営」はない。
・「経営の本質」は「方向付け」「資源の最適配分」「人を動かす」こと
・その中でも一番重要なのは「方向付け」=戦略
・戦略をうまく行うためには
「Quality」「Price」「Service」の3つの
組み合わせが重要。
・「方向付け」のためには、社会の大きな流れを掴むことが大事。
短期的には新聞の見出しを全て読み、それを積み重ねることが必要。
・成功するかしないかは「紙一重の積み重ね」にかかっている。
・物事を見る際には、「関心」「仮説」「基準」が必要。
特に意思決定が必要となる経営者にとっては、「判断基準」を
持つことが必要不可欠。
・判断基準を持つためには、
仮説を持つこと、自分の「価値感」を持つことが必要
・「価値感」を持つためには、古典(論語、老子など)などを
読むことがおすすめ
・意思決定の訓練には、日々の小さなディシジョンメイクにも
拘ることが必要
・「資源の最適配分」は私利私欲が働くので、うまく行うことは困難
・常に「会社のために」資源配分をすること
(自分や、自組織のための資源配分はタブー、常に全体最適を)
・「人を動かす」には「社員が誇りと信念を持てる会社を作れるか」が
カギとなる。また、率先垂範も大事。
・コンプライアンスは企業の存続する最低条件
・企業の存続条件は、社会貢献。
・社会貢献とは、一義的にはお客様へよい商品・サービスを提供すること
これにより顧客維持、株主利益、税金での社会還元なども行える
・「人を動かす」には「権威」の手段もあるが、これだけでは、
効果が長続きしない。経営者となりたいのであれば、人望・人徳を
身につけるべきである。
・人望を身につける最良の手段はないが、人望を身につけようと思うこと
が大事。また、正しい価値感を持つという意味で、古典を読むのも
おすすめの方法である。
・経営者は、社員に、その会社の存在意義であるビジョンを浸透
させなければならない。
ビジョなリーカンパニーはおすすめの本である。
<参考>アカデミーヒルズ 案内文より抜粋
年功序列や終身雇用といったシステムが崩壊しつつある今、
ビジネスマンにとって「経営者的視点」を持つことは、不可欠
となりつつあります。
3つの要素とは、
(1)企業の方向付け、
(2)資源の最適配分、
(3)人を動かす です。
これらの能力を高めるには、どうすればいいのか?
そしてそれを高めるための「正しい努力」の具体的方法とは?
たとえば、(1)企業の方向付けに関しては、マクロ経済情報などの
インプットを多くし「数字力」を鍛えるとともに、モノを正確に
見る「発見力」が必要といった具合です。
主な項目
「企業の方向付け」をする能力を高める必要な能力:「数字力」「発見力」
「資源の最適配分」をする能力を高める必要な能力:「For the company」の考え方
「人を動かす」能力を高める必要な能力:人を動かす心理学