「再決断療法とヒプノセラピーで自己変容に導く」

仙台のカウンセリング＆ヒプノセラピーサロン　アバンダンスです。

数ある情報の中から、このブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

一昨年のこの時期は、なかなか大変でした。

2月7日
妄想障害の母を精神科に入院させようとしてうまくいかず、

2月26日
その母（昔の浮気のことを現在進行形で責め立てる）に疲れた父が自殺未遂を図り、

3月26日
父を今のサービス付き高齢者住宅に避難させました。

避難のつもりがあれから2年経ってしまいました。

今でも母の妄想障害は変わらずありますが、父と母、1ヶ月に1〜2回会うくらいの距離感が、今はちょうどいいみたいです。

あの時が嘘のように穏やかに過ごせています。

父は早く帰りたいと思いますが、もう少しはこのままでしょうかね。

母の心の中に、まだ父の浮気を許せない気持ちが垣間見えるので。

この記事を読んで、「カウンセラーなのに」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

私自身、当時、何て非力なんだろうと思いました。

でも、傾聴して、受容して、共感しても難しいようであれば、

・病院（精神科、心療内科）、

・地域包括支援センター、

・自治体

など、しかるべきところに頼ったら良いです。

相談した方が良いです。

その方が、家族のためにも、自分のためにもなりますから。

精神科に母を入院させようとしたことについて、当時勤めていた上司にその対応をすごく責められたのですが（なんで責められたのか、今思うと不思議でならないのですが…）、身も心もボロボロだった私は、さらに谷底に突き落とされたような感じでした。

その２週間後には父の自殺未遂…。

母を入院させておけば、こんなことにはならなかったと悔やみました。

ある程度時間が経って、私の場合は、結果、母を入院させなくて良かったなと思っていますが、その判断は、その方の症状や家族構成など周りの状況によっても大きく変わるもの。

一概に、どの対応が良いとは言えないと思います。

結局正解なんて分からないから、その時その時にベストだと思うことをやるだけで、その結果どうなるかなんて、やってみないと分からない。
でも、相手に対しての想いや愛情が根底にあれば、きっと何とか良い方向になるんだろうなぁと感じています。

だから、今家族の介護や、その他の家族の問題に疲れている方がいたら、

「貴方はよく頑張っているよ」と言いたい。

そして、「家族の方への愛情があれば、きっと良い方向に行くから」と伝えたい。

仮に、何か納得いかない結果になったとしても、やるだけやったのであれば後悔はないと思うから、いろんな方のサポートを受けながら、その時にベストだと思うことをすればいいと思います。

この写真、先日のお彼岸の時、お墓参りの後に昼食を食べに寄ったココスでの場面です。

他に良いお店（高齢者向きのという意味で）がなくてココスに行ったのですが、２人もいたく気に入ったようです。

仲良く同じ物を頼んで「美味しい」と言って食べていました♪

なんだかんだ言っても、やっぱり夫婦なんだなぁと思います。

そして、こういう穏やかな時が、娘にとっても幸せで有難いなと思う瞬間です。

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

産業カウンセラー、ヒプノセラピスト、メンタルコーチ、占星術師

内野澤　香緒理

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