手這坂の茅葺き | あぶぐまの里にっき

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阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。

秋田県八峰町の手這坂の茅葺きの手伝いに行ってきました。福島県の中通り、会津の屋根の葺き方を見てきた身からすると、同じ茅葺きでも、手法や細かい構造、それに伴う道具など、ずいぶん違うんだなという印象。草屋根という同じくくりではあるものの、葺き替えるという点では全く別物と捉えたほうがいいかも知れないくらい。秋田方面では基本的には挿し茅で修復していくという点が、構造上の違いにも現れるのかも知れません。貴重な体験ができとてもよかったです。