何も言えない | あぶぐまの里にっき

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阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。

同じ部落で小学生の子どもが二人いる家に行きました。しばらくお母さんの故郷のほうに避難していて、最近戻ってきたとのこと。子どもへの危険性がうたわれている状況なので、私も不安に思いますが、何の提案もできませんでした。危険性を言わないという雰囲気がありました。家庭それぞれの事情があって、それぞれの親の判断でくらしています。せめて、その判断材料となるものが、妥当なものであってほしいと思います。