田村市都路古道の放射線 | あぶぐまの里にっき

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阿武隈の地に移り、昔ながらの農とくらし、技の継承を目指していたが、原発事故で自然・社会環境、自分の心も全てが変貌。

ところで気になるのは、航空機モニタリングの図によると、現在緊急時避難区域にしか設定されていない田村市都路の一部(都路古道付近?)などで比較的強い値になっていること。年間の積算線量マップをみれば20ミリシーベルトを超えている。しかし、田村市発表の放射線の数値を調べると、都路でも他と比較して特別に高い値ではない。これはどういうことか? 航空機での測定の精度の問題もあるかもしれないが、地上での放射線の観測地点数だけでは十分に強い汚染地域を把握できていないのでは? ホームページ上の数値は町の中心部のもので、葛尾村よりの山間地に汚染の強いところがあるのではないかと心配だ。

地形図上では田村市都路古道石黒にあたる。このあたりをよく調べてほしい。

川内村の南西部からいわき市との境界線付近も。伊達市下小国付近も高めだし。

伊達市で年間20ミリシーベルト以上になる地域も国が避難の指定をしなかったので、市が独自に対応することになった。
国は少しでも避難対象を少なくしようとしているのかな?