警戒心 |   サテアン

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一昨日まで泊まっていたホステル

 

 

 

女子たちは部屋に男たちがいないときは下着だけになって過ごしていた

 

 

 

こういうことは昔からよくあった

 

 

 

そこに男の僕がいると思われていないこと・・・

 

 

 

 

 

パースのビーチへ行ったときのこと

 

 

 

人気の少ない高台に座って、ボーっと夕日を眺めていると

 

 

 

 

 

 

少し離れた場所に一人の女性が座った

 

 

 

すぐに一人、また一人とナンパ男が現れる

 

 

 

 

 

 

彼女は男たちの誘いを断ると、嫌気が差したのかその場を離れ、僕の前を横切っていった

 

 

 

 

 

 

所で腰を下ろした・・・

 

 

 

どうやら僕の隣に避難してきたようだ、、

 

 

 

 

この話をかつてのチェンマイハウスの相方に話すと、奴は笑ってこう言った

 

 

 

あんたは天使か!

 

でもさすがだな、やっぱそういうの持ってんだな

 

俺ナンパの避難所にされたことなんて一度もないわ

 

 

 

 

どうやら僕は、相手の警戒心をなくさせるのが得意なのかもしれない