野良犬との接し方 |   サテアン

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今もなお野良犬、もしくは準野良犬が多く生息するタイ


(「準野良犬」 とは、私が勝手に付けた呼び方だが


 ある家の敷地に勝手に住み着いて、その家から出る生ごみを食べて生活している犬のこと


 いつもその敷地内にいるので一見その家に飼われているように見える)

 



タイでは毎年数名の人が狂犬病で死亡しているというが・・・




“うまい!安い!楽しい!” と、快楽には文句なしのタイではあるが


野良犬なんかに咬み付かれれば突然死が迫る!




可能性がある・・・





そこで


まだ日本の田舎町にも野良犬が身近に生息していた時代の中で育ち


幼少期から野良犬や飼い犬と共に成長してきたお陰で


今や本気で犬と会話ができると勘違いしている 「自称:犬だけムツゴロウ」 の私が


そんな犬との向き合い方について解いてみることにする










~ 野良犬との接し方 ~




ポイントになるのは 「距離感」




人間関係の構築においても、相手との距離の取り方一つで全てが決まると言っても過言ではないが


それは野良犬と対面してしまったときでも同じことが言える




こういう問題はまず敵側の立場で考えてみる方が答えが見えやすい




野良犬がなぜこちら側に向かってきて吼えるのか?




それは自分と自分の群れ(家族)を守るために、自分の縄張りに入らせないため


中国で言う 「防空識別圏」 辺りまで張り出してきて威嚇しているだけ




そして、犬だって決して咬み付きたくて咬み付くわけではない




むしろできるなら咬み付きたくなんかはない




なぜなら 「咬み付く」 という行動は最も敵に近づく瞬間であるだけでなく


実際に敵に接触しなければならない、犬側からしたら最大のリスクが伴う自爆的行為になるから




まずこうした犬側の心理というものを理解しておけば、こちらも安易な行動を避けることができる





ブス子 : ね~ぇ、キモ夫?


キモ夫 : なぁ~に?ブス子


ブス子 : 今日の晩ごはんナニ食べたぁい?


キモ夫 : ブス子が作るものならなんでも食べたぁ~いハート


ブス子 : いや~ん、キモ夫ったら~ハート


キモ夫 : ん~ブス子ハート


ブス子 : キモ夫ハート


キモ夫 : ブス子ハート


ブス子 : キモ夫ハート


キモ夫 : ブス

ショックワンッワンッワンッワンッワンッ!!





ここで絶対にしてはならないのは、びっくりして奇声を上げたり、ダッシュで逃げたりすること




これをすると、犬は敵が自分たちよりはるかに弱いと判断し、敵に接触することを恐れなくなるので


「ではこの際いっそのこと!」 と、安易な気持ちでとどめを刺しに来る


(まあ、このカップルのばゃいさっさととどめを刺されればいいのだが、、)




だからどんなに突然野良犬に吼えられても


何も動じないでこれまでのペースを変えずに歩き続けること




キモ夫ハート


ブス子ハート


キモ夫ハート


ブス

ショックワンッワンッワンッワンッワンッ!!

   子ハート


キモ夫ハート


ブス子ハート


キモ夫ハート


ブス子ハート




もちろんそれだけでも本当は恐怖で仕方がないという人は


そのまま目も合わせずに一定のペースでその場をスルーすればそれでよい





だが確実に安心する方法もある





野良犬が現れたら、その犬の目をジッと見つめて絶対に離さず


これまでと同じペースで3,4歩だけ犬に向かってまっすぐ向かっていく



もしくは正面から向かって行かないにしても、少し犬よりの方へ近づいて歩く




キモ夫ハート


ブス子ハート


キモ夫ハート


ブス

ショックワンッワンッワンッワンッワンッ!!

   子ハート


キモ夫ハート


ブス子ハート


キモ夫ハート


ブス子ハート




すると野良犬は一瞬吼えるのを止め、同じく3,4歩後ろへ後退する




間違えてはならないのは、ここで調子に乗って決してそれ以上向かって行かないこと!




大事なのはこちらが野良犬より弱いのではないことをわからせると同時に


危害を加えるつもりもないことを知らせること




もしこちらが一線を越えてしまうと、野良犬は恐怖の限界を超えてしまい


自分と群れを守るために自爆行為として咬み付きに来る




だから吼えるのが一瞬止まり少し後ろに引いたところで


突然こちらは何もなかったように方向転換して目を離しその場を立ち去る




ブス子ハート


キモ夫ハート


ブス子ハート


キモ夫ハート


ブス子ハート


キモ夫ハート




立ち去るときには二度と犬の方を見たり目を合わせたりしない




最初から最後まで、常に主導権はこちらが握ること




すると野良犬はもう吼えることを止めるか


吼えてもかなりトーンの下がった形式程度になる





そしてこの距離感の取り方が最も効いてくるのがその後




これ以降再度この同じ野良犬に対面したとしても






ブス子ハート


キモ夫ハート



ショックあ!敵の気配だ!!)


ワンッワンッワンッワンッ!?ワンワンワンワン・・・

                            犬(あ!! こないだの・・・)




・・・




・・・




・・・




怒るワン







とこんな具合に、まともに吼えてくることがなくなる






まあそれでも


(このカップルのように?) 生理的に嫌われて咬み付かれた場合はもう諦めるしかないが、、