今回イギリスからサマータイム中のスペインを訪れたのだが
そのせいか、スペインに入りちょっとした時差ボケ状態が私を付きまとった
原因は、スペイン人の時間の感覚が、世界基準より2テンポぐらい遅いから・・・
世界の一般的な時間の使い方を見ると
・ 社会が動き出すピークは7~9時ぐらい
・ 晩ご飯のピークは19~21時ぐらい
・ アフター5を楽しんだ人々が帰宅を始めるピークは23時台
これがスペインでは
・ 朝9時を回ってようやく社会が眠りから覚め
・ 夜9時を回ってから晩ご飯に繰り出す人が多く
・ 解散時間は深夜遅すぎて、もはや何時か知りえない・・・
つまり、夜の遊び時間の始まりが遅く、終わる時間も遅い
ので?
朝の始まりも遅い・・・
地球規模で見ても
スペイン全体の緯度は東日本と同じぐらいと
さほど高いわけでもないのにサマータイムがある
でもこれは、スペインがサマータイムを導入しているEU圏ではあるし
この比較の仕方自体が完全に日本基準な見方だから
スペインにサマータイムがあるのもまだ理解はできる
けど・・・
経度なんて、イギリスとほぼ同じ!というよりむしろ
スペインのほぼ真ん中にある首都マドリードなんて
“西経3度” と、実は本初子午線のあるロンドンより西に位置している!
にもかかわらず、時差はその逆をいくイギリスより “-(マイナス)”1時間・・・
(厳密には、本初子午線より東がマイナス、西がプラス)
だから、実際の日照から得る体内時計と
スペインが定めた時計のタイミングがどうも体にフィットしない・・・
サマータイム期間中なのに
朝は8時近くにならないと明るくならないのはどうも冬の感覚だ、、
そのわりには夜9時ぐらいまで明るい、、
そして夜中の2時を過ぎても昼間のように騒がしい、、
(ちなみに午後2~5時頃は 「シエスタ」 というお昼寝の時間、、)
そんな全ての生活照準が “夜” に設定されているような国スペイン
一人で来たらつまんないよー、、