注意!~マレーシア |   サテアン

  サテアン

   ~Welcome to my サテアン~





ほんとにあるんだこんな詐欺??








クアラルンプールのランドマーク 「KLCC」 の裏の公園で写真を撮っていた。。




サテアン-KLCC





するとなにやら後ろでボソボソっと声が聞こえる・・・





振り返ると、こっちを向いて微笑んでいる二人のおばはん・・・





ん?おれ?と思ったが、自分の後ろは池であるので、どうやらその"おれ"にらしい、、





ということで軽く会釈して返すと、それはもうすかさず入り込んできた!



1. 旅行者?→ Yes → 「自分たちも旅行者だ」 と嘘をつく


2. 中国人?→ 日本人 → 「日本のパナソニックで働いている」 と嘘をつく


3. 仕事は?→ 日本語教師 → 「日本人の元彼から届いた手紙の日本語が分からな

                      いので、 家に来て教えてほしい」 と嘘をつく

                      (この時点でもはや旅行者ではない・・・)


4.やたら 「(私たちは)TO・MO・DA・CHI」 という言葉を連呼する





なんともベタなこの誘い、、









すっかり興味が沸いたところで、タクシーに乗って奴らのアジトを訪問することに。。





中に入ると、ソファに腰掛けたおとっつぁんがすごーく愛想よく迎えてくれたのだが・・・





このおっさん平日の真っ昼間からなにしとんや?と、ものすごい違和感極まりない、、





すると今まで一緒だったおばはんたち、突然全てをおやじに任せて奥の部屋へ・・・ (ん?元彼の手紙は?)





おっさん、早々にブラックジャックの話を持ちかけてきた、、 (きたきた!!)





奥の小部屋へ通され、奥側に私、ドア側におっさんが座り、まるで取り調べ室だ、、





ルールを知らない私のために、おっさん10分ぐらいかけて説明してくれたのだが・・・





その間、出されたコーヒーに口を付けない私にやたら 「飲め飲め」 とかなりしつこい、、 (のめのめ詐欺か!!)









ルール説明が終わり、「さて!始めよう!」 となったところで、そろそろおれの番だ!!





これ以上は足を踏み入れてはならん!





ということで、「おれこのゲーム嫌い!」 と言ってあっさりお断り!





するとこれまで超上機嫌だったおとっつぁん、


「えーーー、自分さっきまでめっちゃやる気満々やったやーん・・・」


と言わんばかりに超ふてくされる、、





「ごめんね~!!」 と言って小部屋を出ると、





今度はそのままなぜか用意されていた運転手付きの車に乗せられた。









再度おばはん現れ、


「これから母が入院している病院へ行って、


それから(目的地の)大使館まで送り届ける」 という。。





そして、「送ってやるから運転手にガス代を払うように」 と・・・





この間もやたら 「TOMODACHI!TOMODACHI!」 を連呼するおまけ付きだ、、





争いが一番めんどくさいことになるということで、





ここは日本人最大の武器 "ことなかれ作戦" で





「オーケーオーケー!!」





と、とりあえず快く話にのったことにしておく。。





すると母の病院などそんな話はどこへやら・・・





なぜかそのまま大使館近くへ、、





しかし大使館で降りると、少なからず一駅分はこの車に世話になったことになる・・・





そうすると堂々と無賃乗車できない・・・





ということで、元いたKLCCで降ろすように指示!





KLCCに到着すると、おばはん 「ガス代!ガス代!」 を連発!






私は突然英語が分からなくなり、笑顔で 「サンキュー、バーイ!」 とおさらばした。。













結果、






私は次の予定までひまだった2時間を埋めることができ、


詐欺師?たちは、タクシー代とガス代を損したのだった、、