以前、井上はパッキャオについて「パッキャオを基準にするとおかしくなる」みたいな事を言っていたが、同意。


井上もパッキャオと同じく軽量級からスタートし、またアジア人と共通事項もあるので、何かとパッキャオと比較される事もある。


ここの違いが大きかったりするのは環境。

パッキャオのフィリピンは貧しく、パッキャオ自身も世界チャンピオンになる前に後楽園ホールで試合をしている。

若い頃から常に敵地で試合を重ねたパッキャオ。

そう言う免疫は付いている。


対して井上は、アマチュアのトップから鳴り物入りでプロに来て、世界チャンピオンになるまで、全ては日本開催。

簡単に言うと、大事にマッチメイクされてきた。

これは井上に限らず、日本のトップアマチュアは、大切に育てられる。

村田しかり、堤しかり、と。


そうして大事に育てられた日本人ボクサーが、パッキャオのように世界戦で海外で強いボクサーと試合を重ねる順応性は足りないと思う。


もう一度書くけど、パッキャオは世界チャンピオンになる前から海外で試合してるのだから。