当ブログは11/17に合格発表された公認会計士試験にて、不合格となった勢いに任せ、主に反省と自分の気持ちを整理するために設立したブログである。
周知のとおり、公認会計士試験の論文式試験の挑戦権は3回までとなっており、3回落ちた時点で論文式試験というバッターボックスに立つ資格は失われ、もう一度短答式からやり直すか撤退するかという選択を迫られることになる。私はこれに2回落ちており、いまの状況に相応しい名前として自虐の意味を込めて「三振目前マン」と名付けた。
今年の本試験の結果について振り返りたい。各問別の得点率は以下の通りだった。※1
① ② ③ ④ ⑤
租税 53.6 48.8
会計 38.7 44 46.3 42.2 56.4
監査 48.3 45.5
企業 36.8 48
経営 59..9 47.3
合格のボーダーの得点率が52なので総じて悪い結果であったことがわかる。
特に計算では原価計算①と管理会計②,理論では企業①と財務④がかなり悪い。
対して、租税①と経営①、会計⑤がそこそこできている。
この結果に対して、この試験に対する絶望感があるというわけではない。
というのも、直前の模試等で自分の位置というものが掴めており、本試験の手応えと大体同じ結果だったからだ。
もちろん、3振目前という危機感はあるが、それよりも試験を振り返って一番大きいのは後悔だ。
会計士試験は短答が受かれば論文は1/3超が通るから大丈夫だという慢心が短答後の自分を趣味や遊びに走らせた。
2016の5月短答合格後、そうそうに8月は諦め、勉強をせずに記念受験(短答科目以外は欠席)。
2017年の論文対策も本格的にはじめたのは2017年の4月以降だった。それ以前はほとんど勉強しておらず、租税や経営に手をつけたのもそれ以降であった。今回の敗因は論文式試験を低く見積もりすぎていたことであって、一番反省しなければならない点だ。
自分の性格がウサギと亀の童話でいうウサギのような感じなのでそこをなんとか改善させてコツコツと勉強していかなければならない。
・今後の方針
会計学は300/700点であって、科目全体に対する割合が大きいのでここは積極的に得意科目としなければならないと痛感。
公認会計士なのに会計学ができなくてどうするという話だ。
1~4月の間に計算をほぼ完璧にしたい。常々言われることだが、計算は一度安定すると得点が変動することは少ないので早期に固めておいた方がいいからだ。
理論についてはその後でもいいと思うが、得点率が低かった企業や監査については早期から計算の合間に学習していきたいと思う。
勉強時間については特に数値目標は設定しない。予定の多い日や週でどうしても勉強可能な時間が異なるからだ。
主観的によく頑張ったと思えるくらいまで勉強する。
今後は勉強内容について覚えたことやわからなかったことなど更新していく予定。
※1 租税理論は、÷40
租税計算と会計学第3問は、÷60
会計学大問4と5は、÷70
他は全て、÷50として計算