absent1944のブログ -2ページ目

absent1944のブログ

ブログの説明を入力します。

介護職を長く続けていると、尊敬できる人になかなか会えない事に気がつく、逆に介護、福祉、看護の現場でありながら、思いやりに薄く、冷酷な言葉を平気で高齢者に投げつけ、その人格に唾して踏みにじり、暗闇に追い詰めて、なお足を踏みつける「職員」に遭遇する事が多い。その職員たちはとても感情的な日常をおくっている、自分の思うままにならなければ、仲間を集めて陰でひそひそといつまでも誰かの悪口を言い続け、気に入らない人を無視し、喜んでいる、その職員たちは面白いのだ、人を蔑んだり、無視したり、馬鹿にしたり、足を引っ張る事が。私はその人たちが、人を無視する時、こらえきれないように笑い、顔が赤く上昇するのを何度も見た、おそらくアドレナリンが噴き上がっているのだろう。

顔は、その人の日常を映し出している。ある人は看護師でありながら、自分の仕事量の多さを口にし、笑うこと、笑顔がとても少なかった、マスクの下には顔ではなく「不満」があった、歌を歌う唇ではなく、病める人を励ます言葉ではなく、不満をぶつける口があった、目玉はいつもうつむいて暗く、昆虫の様だった、このような人は、当たり前だが自分の汚物を自分で食べている様なものだ、背中からいつも臭い灰色の煙がゆらゆら上がっている。

また、ある人は豚のようだった、太っていて鼻が上を向いており、その鼻の穴は、絶えず誰かの悪口の匂いを嗅いでいて、反応が早かった、釣り上がった目はいつも冷酷な光をたたえていて、私は会った瞬間に分かった、この人は誰からも優しい言葉をかけられた事も、ほめられたことも、愛をささやかれたこともない人だと、どこにいたかは知らないが、家畜小屋だろう、そこに残飯をぶちまけられ、ぎーぎーぎー!と騒ぎながら、我先にと残飯に頭からぶっこみ、残飯の匂いの中でずっと生まれ変わってきたのだ、だから豊かな人をそれだけで無視し、楽しそうな人の後ろに回っては糞をなすりつける、それしか知らない。誰が優しい人で、誰があたたかい手をしているのか、知らない。恐ろしいことだが、自分を守ってくれる人に対しても、全くわけも分からず、ただの習慣の延長で、無視し、それが面白くて、顔を赤くして笑っているのだ、夜も朝も。