猪苗代日帰り弾丸ツーリングの際に、福島第一原発手前の制限区域まで行ってみました。まずものすごい検問とお巡りさんの数にびっくり。こちらが近寄るとわらわらと寄ってきて「お兄さんどうしたの?」と。



「原発周辺がどうなっているのか見学に」なんて絶対言える雰囲気ではありません。んなこと言ったらテロリストか反原発活動家かなんかと勘違いされて小一時間説教されるのが確実だったのでつい「すみません!道に迷いました!猪苗代ってどっちに行けばいいんですか??」と口からでまかせ。

お巡りさんに「全然見当違いのところ走ってるよ」と笑われましたが、実に丁寧に方向を教えてくれました。神奈川県警のポリ公にも見習ってほしい態度です。

写真でも分かる通り何台か車が走っていますが、中の人は全員防護服完全装備です。観光で行くところではなくまさに戦場でした。

箱根と湯河原を結ぶ「椿ライン」というその筋では有名な道があるのですが、そこの駐車場から砂利道をトボトボと15分ほど降りると行き着くのがここ、「しとどの窟屋」です。

千数百年前、かの源頼朝が石橋山(熱海のあたりです)でわずかな手勢をかき集め平家を相手に挙兵、ところが伊豆代官山木兼隆の反撃を受けて死に物狂いでここ(正確にはここから数十メートル下の洞窟)に隠れてかろうじて生き延び、やがて真鶴のあたりから源氏の力がまだ残っている坂東の地へ逃げ延びたという、歴史オタには垂涎ものの史跡の前でパチリと。

構図とか写りとかは全然良くないのですが、ここで頼朝が平家方に発見され自害する直前、後に源氏に寝返る梶原景時にスルーされて生き延びたというエピソードが好きで載せてみました。