腹筋バッキンガムは“食”にあまり興味がない。
正確に言うならば、生命と健康を維持するための“栄養摂取”と、美味しさを楽しむ“美食”を、別物と捉えている。
①栄養摂取としての“食”に関しては、準備の手間が惜しく、食べることさえ面倒に感じる。
2020年の上半期は、生卵や茹でた鶏胸肉をミキサーで液状にして、飲み干していたほどだ。
白飯もミキサーにかけられないかと試行錯誤したが粘度が強く断念した。
節約した調理と摂食の時間を何に充てていたかというと、仕事の勉強とフィットネスジム通いであった。
②楽しむ食事(例えば、誰かに料理をふるまう、誰かと一緒に食事をする、外食をするなど)は一般的な食べ方をする。
調理工程の試行錯誤を楽しむ、自分では調理できないプロの料理を外食で楽しむ、一緒に食事をする人との時間と会話を楽しむ。
そのような感性が欠落しているわけでは決してない。