愛 | 日日是好日

日日是好日

毎日を、「いい日」にしたい。

会社の飲みにいくと、なんか知らないけどへこむことが多い。
なんでだろう。

あの独特の風習、見知らぬ民族の風俗みたいに見える。。

別に、嫌なことを言われるわけでもないし、セクハラされるわけでもないんだけど。

なんだか、私のいる場所って、こんななんだなーって、実感するからかも。

私の部署は出張者が多くて、やってることも風変わりだし、私服だし
あまり「会社!!」って強く感じることがないからかもしれない。

そういう場所にいる自分に、どっか幻滅するのかも。。


男性が、ビジネスの主役であった(今でもわりとそうだけど)時代はとても長いから
もし、女性がそうであったなら、ごはんを一緒に食べるという行事の成り立ちそのものが違ったんじゃないかなぁ。

それはそれで、また違っためんどくさい風俗がうまれてるのかな。。



。。。まあいいや。

この「まあいいや。」っていうのは、すごく大事なんだって。
と母が言っていた。

考えることの多くは、考えても仕方がないことだから
まあいいや、で断ち切る。

そういうことらしい。

心配性、神経質寄りの部分は、母から受け継いだものっぽいので
二人して、そうだよねえと納得しあった。


週末は、This Is Itを観に行きました。

ずーーっと、泣いていました。びっくりしました。

こんなにすごい人が、孤独な最期を迎えたんだなと
それをかんがえたら涙が止まらなかった。

Smooth Criminalを聴きながら泣くというのは、涙もろさの頂点な気がした。

彼は、I love you. God bless you.と何度も何度も言っていました。

そんな彼がみんな大好きで、みんな笑顔でした。

その笑顔が輝くほど、いたたまれなかった。
その人達と別れてから何十時間か後に、彼は薬で死んでしまった。

それが信じられなくて、耐えられなかったです。

そして、次の日は友達にスープをごちそうして、そのまま二人でまた劇場へ。。

二日連続同じ映画観たのは初めて。

でも、これは劇場で観なければ意味がないと私は思った。
1000円は高くないと、思った。


みんなに希望を与えたい。
と、なんのてらいもなく言える人が、この世に何人いるだろう。

私は、それをもらいたくて、受け取りたいばかりで、だから涙が止まらなかった。

与えれば、もらえる。手放した瞬間、ふんだんに手に入る。

わかったつもりで、それを忘れる。


愛されたいなら、愛さなきゃ。

あのささやき声で、そう言われた。気がする。


あの映画がたくさんの人を呼んでいるのは、話題性だけじゃない気がする。

見た人が、愛を受け取って、それが伝染していっているような気がする。

人は、愛されるとうれしい。誰だって、そうだ。

もっと、愛を伝えていかなきゃと思った。
愛してると言わなくても、表情に、仕草に、かける言葉に、それはにじみ出る。

私は愛のある人が大好きだから、きっと、まずは自分がそうならなきゃいけないんだと思う。