一昨日26日は私が芸術監督を務めるジャパン・チェンバーミュージック・ソサエティ(JCMS)の公開リハーサルでした。

ソサエティとある通り、様々な編成や様々なプロジェクトがあるのですが、当初の活動母体は金管五重奏なのです。

メンバーが

ヒロ・ノグチ(元アトランティック・ブラスクインテット)tp
服部孝也(新日本フィル首席)tp
井手詩朗(新日本フィル首席)hn
新田幹男(N響首席)tb
大塚哲也(東京フィル)tu

の5人です。暫く時間が空きましたがこれで再開、これから月一回のオープンリハーサル、定期的なマスタークラスや演奏会を行っていきます。

教育的な側面もあり、メンバーのスケジュールがかなりタイトなので、基本3人以上揃えばリハーサルを行い、出られないメンバーの為に各ポジションのメンバーがDS(Designated Substitute、指名エキストラ)を設け、そのDSメンバーが我々レギュラーメンバーと共に演奏します。これによって若い才能ある音大生や卒業生が我々と演奏する機会、経験を提供出来るのです。

Hiro Noguchi's Candidly Yours (Music, Life, and Whatever ver. 3)-20130326_231526.jpg

ご覧のように、聴衆は客席からだけでなく、メンバーの横、後ろからも観察することが出来、これによってコミュニケーションの取り方がより臨場感溢れる空気感の中で学べる訳です。

Hiro Noguchi's Candidly Yours (Music, Life, and Whatever ver. 3)-20130326_231511.jpg

そして時間が余ったらなんと客席で楽器持っている聴講者が我々と演奏出来るのです。今回はプロの音楽家達も音大生達に混じって聴講して行きました。非常に充実した時間でした。また次回が楽しみです。

今回は新田がお休みで、代わりに国立音大生の青木昂が見事に代役を果たしました♪

JCMSの熱気