土曜日の午後、先輩の結婚式に行って来た。
着ぐるみバイトしてた時の先輩の。
かれこれ10年以上前の話。
辞めてからも遊んでたんだけど、最近は他の着ぐるみ仲間とも会ってなかった。
何年越しかに会う皆はどんなんかとドキドキしながら行って来ました。
まずは知り合いの美容師さん、チーフに激安でヘアセットしてもらいに美容院へ。
編み込みの入ったハーフアップにしてもらった。
チーフの手ってスゴイ。
魔法みたいにサクサク髪を仕上げて行く。
見て学ぼうと思ったけどムリね。
場数がモノを言うわね。
何も学べなかったけど、可愛くしてもらって難波へ。
「なんば」でなく「難波」
JRの方。
そっちあんまり行かないんだよね。
微妙に離れてるんだよね。
行き方パソコンで調べたら、なんばから歩けって出るんだけど道が分からない。
駅員さんに聞いて歩きました。
スグ聞く派なの。
知らない事は知ってる人に聞くのが早い。
その精神で難波に着いた後、式場の場所を駐車場でガードマンやってる男の子に聞いたら全然違う場所教えられた。
納得いかずに地図をガン見してたら真逆な事に気付いて、式場に着いた頃には喉カラカラ。
道聞いた場所からスグだった。
隣の建物くらいの近さ。
あまり人を信用しすぎるのもダメね。
自信満々で違う場所教える人もアレだけど。
式場には着けたけど、知ってる人は3人くらいしかいない。
ドコいるんだろ。
着いてるのかしら。
とりあえずトイレへ行って今後を考える。
そして、電話すれば良い事に気付く。
知ってるのは元彼のタケシと、気マズイ感じで遊ばなくなった1コ下の女の子の畑さん。
そして男の先輩、堀田さん。
迷わず堀田さんに電話しようと決めてトイレから出たらいた。
1人で椅子に座ってる。
一瞬こっち振り返ったから気付けた。
「堀田さん!今電話しようと思ってたんですよ~!」
隣に座りながら話し掛けたらビックリしてた。
そして、嬉しい1言。
「めちゃめちゃベッピンさんなってるやん!」
って。
さっき振り返った時、キレイな人がいると思ったんだって。
私って思わなかったんだって。
あらあら、良い事言ってくれますね。
でも、冷静に考えた。
そりゃそうだ。
着ぐるみん時汗だくで
化粧してませんから。
全身タイツでモジモジくんみたいだったしね。
今日は化粧して、髪もセットしてる。
そら違うわ。
大違いだ。
結婚する高井さんにもこの間会った時言われたの。
ちゃんと化粧してるモコちゃん初めて見たかもって。
その後、中身は全然変わらんなって言われたけど。
本当は感極まって、自前のウサギの着ぐるみ着て来ようかと思ってたって話したら
「着て来んで正解やと思うで。」
「浮いてたで。」
って言われた。
←こんなやつ
私も今ならそう思います。
でも、最初は着たかったの。
そんなチャンス滅多にないし。
最後に着たのは5年ほど前の地元の忘年会だし。
色々話してたらタケシも登場。
畑さんは子供預けてから来るから披露宴からなんだって。
ちなみに畑さんは3人姉妹で3人共来る。
お姉ちゃんは来てるけど、妹のカナちゃんは畑さんと一緒に来るみたい。
席も畑さんとカナちゃんは私達と同じ席。
3人でダラダラ話してると式が始まると言うので移動。
チャペルで本格的な式。
滞りなく終わって、新郎新婦を花びらで迎えてる時に畑さんとカナちゃんが来た。
写真撮影が終わってから合流すると、畑さんが
「ずっとカナが、あのキレイな人誰って聞いてくるねん。」
「モコさんって最初気付かなかった。」
ですって。
良い妹さんじゃない。
ベタ褒めしときました。
そして、カナちゃんに
人見知りされる。
何でだ。
怖くないよ?
ツンとしてそうって言われる事あるけど・・・。
さっき話したよね?
大丈夫だったよね?
披露宴の席はカナちゃんの隣だったんで、チョコチョコ話し掛けた。
そしたら普通に話してくれるの。
帰る頃には大分慣れてくれた。
良かったわ。
気になるじゃない。
楽しめてるかなって思うじゃない。
せっかくの宴ですしね。
皆で楽しまないと。
途中で新婦さんの元職場の風景がムービーで流れた。
色んな事情で親と暮らせない子供達のいる施設で働いてたんだって。
子供達がそれぞれにお祝いの言葉を述べてる。
最後は中学生くらいの男の子2人がミニコント。
泣けました。
全然知らない子達なんだけど。
気持ちがお母さんになった。
そして、お決まりの花嫁からお父さんお母さんへの手紙。
号泣。
完全に親の立場になっちゃった。
お父さん病院にいるんだって。
式の時は一緒にバージンロード歩いてたのに。
体が辛いのムリして歩いてたんだろうか。
思い出したら
また泣きそう。
追い打ちで高井さんのお父さんからも挨拶が。
何話してたか
全く覚えてないけど
ココでも号泣。
隣の席にいたおじいさんと私のすすり泣く声が響いてました。
嗚咽を漏らしそうなくらいに。
全然新婦のお父さん
知らないんだけども。
高井さん父は良い感じのお父さんなの。
昔遊びに行った時も
「いらっしゃ~い!」
ってオフロ上がりのパンイチで頭をタオルで拭きながら出て来て、おばちゃんに怒られてた。
そんなお父さんが泣きながらスピーチしてたら泣くでしょ。
良い事言ってた気がするの。
良いお父さんだなって思ったの。
そして披露宴は終わりを迎える。
荷物を持って、高井さんの父母に挨拶。
高井さん夫婦にも挨拶。
帰る前にトイレ行って気付いたんだけど
しっかりと涙の跡が。
トイレから出て、ずっと隣にいた堀田さんに
「涙の跡付いてた~!」
って言ったら
「知ってたよ。付けとけば良かったのに。」
だって。
これだから着ぐるみの人はイヤなのよ。
面白ければ良いと思ってる。
そんな傾向がある。
恥ずかしいじゃないの。
このまま帰る所だった。
色んな人に色んな妄想される所だった。
危ない危ない。
そんな堀田さんですが、最後は紳士的に皆を車で送ってくれました。
遅れそうだったから車で来たんだって。
乗せてくれるって。
良い人じゃない。
タケシ→3姉妹→私
この順番で。
どんどん堀田さん家から遠ざかるコースだけど。
本当にありがとう。
帰りながら、前に高井さん家へ遊びに行った時の感想を堀田さんに話した。
平和主義の高井さんが気の強い嫁に怒られててドキドキしたと。
高井さんは大丈夫かと。
「お前オカンみたいやな。」
「大丈夫。高井は誰と結婚しても尻に敷かれるタイプや。」
本当にその通り。
すごく安心しました。
そうだわ。
そんな感じだわ。
これで良いんだわ。
近々尻に敷かれた高井さんを
皆で見に行こうと思います。
お幸せに!