友達の誕生日をお祝いした次の日は、ベンジャミンと山登りに行った。
前にダイエットの一環として山登りしようかって話してたの。
ベンジャミンは1度1人で登ったそう。
そして、なかなか良かったんだと。
なので行って来ました。
小学生の頃に何度も登らされた山に。
祖父が生前、毎朝登っていた山に。
正直、私は山登りがスキではない。
小学生の頃の担任が山好きで、他の学年の子達が色んな楽しい場所へ遠足に行ってる中、私達は6年間ずっと山登りだった。
その影響かと。
でも、そんな記憶も薄れて来た三十路越え。
昔に比べたら楽かもしれないと淡い期待を胸に向かった。
桜も見頃ですしね。
トイカメラも持って行く。
1度登ってるベンジャミンに服装のアドバイスを頂いた。
Tシャツとパーカーだけで行くベンジャミンに習って、私も同じ服装に。
ベンジャミンは首にタオルを巻いただけで荷物ナシ。
私はナイロンジャケットやペットボトルをリュックに入れて、出発。
山道に入って15分後が苦しいと聞いていたけど、
5分後には汗だく。
日頃の運動不足が祟ってるのかしら。
てか、山登りっていつもと違う筋肉使う。
延々と続く急斜面の階段を上ること15分。
ちょっとした休憩所があったのでお茶休憩に。
「オレはここで休まんかったけどな。」
「しゃーないから休んだるわ。」
そう言いながらベンジャミンは携帯で「なう」を投稿。
私はトイカメラで写真を撮った。
右の道は下り。
まっすぐ行けば歩きやすそうな道。
どっち行くんだろ。
小休憩の後に選んだのは、右の下り道。
でも、ずっと下ってる。
楽だけどさっき登った分全部下ってない?
ベンジャミンに聞くも、合ってると。
前回オレはこの道を行ったんだと。
「モコちゃんガイドおって良いよなー。」
「オレ知らん道やからめっちゃしんどかったでー。」
そう言うんですけどね。
ベンジャミン的に私は得らしいんですけどね。
絶対これ道間違えてるよ。
だって下りすぎ。
街見えて来たし。
それでも合ってると言い切るベンジャミン。
現在地は把握してるから大丈夫だと。
「この先道なくて行き止まりやから、こっちやで。」
ほら、間違えてるよ。
道なくなるって変じゃん。
小学生ん時こんな道通らなかった。
あらゆるルートで登ったけど、こんな所通らなかった。
それでもこっちだと言うベンジャミンに付いて行ったら、川に下りる危なげな階段を下りるハメに。
階段って言っても、斜面に細い木で土砂が崩れるのを止めてる程度の階段。
業者用っぽい階段。
下りたらこんな川を渡らされた。
見えてる渡り木は危なげで渡れません。
グラグラ
石を踏みながら川に落ちないように渡るのです。
落ちたら流されないでも精神的ダメージは大。
足が濡れて気持ち悪いまま登山するハメになる。
そんな事を考えながら慎重に渡る。
この先に道が見えない不安もよぎりながら渡る。
もう道ないじゃんと思ってたけど、業者用の小屋の脇道をベンジャミンは行く。
細い道を行く。
踏み込んではいけない場所を通ってる気がして、ドキドキしながら付いて行った。
人ん家に勝手に入ってるような気分で付いて行った。
次は急斜面の崖登り。
何となく道になってるような、なってないような道。
道なき道を行く。
急すぎる為、木に手を掛けながら勢いをつけて登る。
途中、数日前の嵐で折れた木に行く手をはばかられながら。
木の枝を持ち上げて道を作りながら。
「木触る時、毛虫とか気付けやー。」
「オレ刺された事あるけどめっちゃ痛いから。」
そうベンジャミンは教えてくれたけど、もう刺されても良い。
どんな虫に触っても良い。
今ミミズが頭に落ちて来ても、乗せたまま登ってると思う。
それくらい何もかもがどうでも良い。
サバイバルに
疲れ果てた。
そんな気分を盛り上げるように雨が
雷も鳴ってる
そんなの全然いらないのに。
ポツポツからパラパラに変わって来た。
こんな所で雨に降られるのはイヤだ。
幸い木が多いから雨あんまり当らないけど。
足が滑ったらイヤだ。
ちょっと急ぎ気味に崖を上ると、やっと普通のハイキングコースに出た。
コース横の崖下から
こんにちは。
やっと普通の道だ。
整備された道だ。
こんなので良いの。
そこから少し歩いたら休憩所があったので、そこで雨宿り。
待ってる間に激しくなる雨。
晴れてるけど、雨降ってる感じ。
待ってみても激しくなる一方。
トイカメラだからか夜みたい。
雁とか似合いそう。
この後、全然止まない雨に誰か迎えに来てくれないかなと電話しようと思ったの。
でも、電波悪い。
つながらない。
どうにか掛かったノブくんにお迎えを頼んだら、30分後くらいなら来てくれるって。
30分・・・・・。
そうよね。
仕事もあるしね。
こんなバカ2人の面倒見れないよね。
ノブくんの1言で冷静になり、寒い中雨宿りを続けた。
雨が止んだらノブくんの手を借りずに下りれるのにな。
止んで止んで。
願いが通じたのか、よけいな事をしようとするベンジャミンを止めたりしてる内に雨弱まって来た。
この隙に下りよう。
今度は最短コースで降りよう。
なかなか急な階段をガンガン下りたら、割と早く街に戻って来れました。
あの苦労は何だったんだ。
あんなにたくさん歩いたのに。
登山でお腹ペコペコだったので、1度スネークに戻った後食事に行きました。
またもや料理を頼みすぎたベンジャミンの残り物を食べて、必要以上にお腹いっぱいに。
ダイエットの為の登山だったのに。
食事残す事に抵抗あるの。
できれば食べたい。
全部は食べれなかったけど。
その後、ベンジャミンはオフロ屋さんに。
その間、私はスネークでブログを書いてお留守番。
そう言えば桜咲いてたかしら?
ハードすぎて何も見てなかった。
いや、見れなかった。
もし次回があるなら、コースを変えてもらおうと思います。