小さなボランティア団体をつくることになったけど

会の方向性については、まだまだ慎重に決めたいと思っていますうさぎ


なぜなら「支援する人」「支援される人」という関係性を、できるだけ作りたくないから。



不登校の初期に感じる、先の見えないつらさ。

その時期は、私はもう通り過ぎました。


学校に行かなくても、選択肢はいろいろあることも知っています。



でも、悩みがなくなったわけじゃない。



悩みは、その時その時で変わるし

悩みがない時だって、もちろんあるおやすみ



これまで、不登校親の会に参加したり、

自分でも何度か、そういう場を開いてきました。



その中で感じてきたのは、

不登校の経験が長かったり、子どもの年齢が高くなった親ほど、

「自然とアドバイスする側に回りやすい」ということです。



もちろん、経験談を聞きたい時もある。

でも、いつもそれを求めているわけじゃない。



うまく言えないけど

たとえば、ゲームの話。



「ゲームばっかりやってたけど、動き出すタイミングが来るまで待ってたよ」


「ゲームはルールを決めてやってたよ」


そういう話を聞きたい時も、確かにある。



でも、子どもは揺れるし、成長するし、

家庭の状況も、その時々で変わっていく。



誰かの経験が、今のわが子に、そのまま当てはまるとは限らなかったりする。



「ゲームの音、うるさいんだよね。」


それだけを、

答えも、正解も、目標もなく、

ただ言える場所にしたい。



私自身が

アドバイスをもらうとどうしても

「お礼を言わなきゃ、ちゃんと受け取らなきゃ」

って、思ってしまうタイプだからアセアセ


最初はよくても、

それが積み重なると、だんだんしんどくなる。



だからこそ、

最初から「アドバイスは求められた時だけ」

が共通認識の場を作りたい。


誰かを正しい方向に導く場所ではなく、

誰かを変える場所でもなく、


「今、そうなんだね」


って言える場所。



そんな関係性を大切にした、小さな団体でありたいと思っています。


同じ立場として、その時々の思いを持ち寄るピアサポートの場。


話す人も、聞く人も、対等で、無理をしない。

必要な時にだけ、そっと言葉を差し出し合える。


そんな関係性の場づくりをしていきたいです照れ