

こんばんは。
トランプ大統領の就任が刻一刻と近づいてきましたね。
世界の超大国が、世界の警察をしていたころ、
ある程度秩序のある世界が保たれていましたが、
もはや、超大国が存在しない今。
日本にとっての徳川一強の江戸時代の末期のごとく、
とても不安定な、危険な世界になりそうで
怖いです
日本製鉄のUSスチールの買収問題もちゃぶ台返しにあいました。
この問題、今日は、クリーブランド・クリフス社がUSスチールを現金で買収したうえで、USスチールの子会社をアメリカの鉄鋼最大手「ニューコア」に売却することを計画している、というニュースになっていました。
クリーブランド・クリフス社のローレンコ・ゴンカルベスCEOが、大興奮で以下のように発言していたんです。
「中国は悪だ。中国は恐ろしい。しかし、日本はもっと悪い。日本は中国に対してダンピング(不当廉売)や過剰生産の方法を教えた」
(太平洋戦争での日本の敗戦を念頭に)
「日本よ、気をつけろ。あなたたちは自分が何者か理解していない。1945年から何も学んでいない。私たちがいかに良心的で寛容かを学んでいない。我々の血を吸うのはやめろ、我々はアメリカ人だ
。我々はアメリカ人を愛し、アメリカを愛している」
【TBS NEWSDIGより】
「中国は恐ろしいが日本はもっと悪い」アメリカ鉄鋼大手「クリーブランド・クリフス」CEO USスチール買収をめぐり激しい日本批判 | TBS NEWS DIG (1ページ)

日本製鉄の買収問題は、
「日本がアメリカを凌駕しようとしている」と取られているんですね。
つい最近まで気づいていませんでした。
鉄鋼業界の合併話としか思ってなかったんです。
ここからは、私の妄想ですが、
ゴンカルベス氏は、あの恫喝で、
「日本ほどの小国が、アメリカの企業を買収する?何を思いあがってるんだ? 世界一の国は俺たちのアメリカだ。 追いつこう、追い越そうとする国は許さない絶対に芽を摘んでやる
」
って思ってるんでしょう。
こんなに怒っている人を久しぶりに見ました。
ゴンカルベス氏はアメリカの首相ではないですが、
トランプ氏も、ああいうところがあるように思うんです
同盟国アメリカ。
親日的。
法と秩序のある資本主義の国。
そう思っていたアメリカも、
いざとなったら北朝鮮やロシアのような、
日本にとっての「分かり合えない国」に一瞬でなってしまうのではないか、そしてまた無秩序の殺伐とした世界になってしまうのではないかと、すごく不安になっちゃいました
永久に、親方アメリカの子分「日本」でも、
それで平和が保たれるならば、
それでいいじゃないか、と思ってしまう、
小心者のさくらでした


