こんにちは。
さくらです
GWの前半の最後に2回目の胚盤胞移植の判定が、「陰性」と分かり、
暑苦しかったマスクをはずすことにしました。
「もう、赤ちゃんなんていないんだから、守るものはない。今の私の体なんて、どうなってもいい」
そんな気持ちだったようにおもいます。
マスクを外して、観光客だらけの鎌倉や、横浜中華街や駅などの超人込みを歩いたことで・・・・・
自宅に戻った次の日の夕方、頭痛にはじまり、激しい悪寒、急激な発熱があり、病院に行ったところ、
なんとなんと、インフルエンザと診断されました
旅行に行く前(まだ判定日前)、旦那に、
「東京でインフルエンザが流行ってるみたいだから、ちゃんとマスクしてね!」と言っておいたのに、
あろうことか、私がかかってしまいました。
もう、赤ちゃんはいないので、いいっちゃいいんですが、
予防接種もしていなかったので、
すごくつらい数日間でした。
何より、GWの後半は毎日寝ていました。
起き上がってテレビをみるために、体を支えるのすら辛くて、
すぐに布団に戻って横になりたくなる・・・・・
タミフルを処方され、熱は3日で収まりましたが、
体の節々が凝ったかんじで、キツイ
お風呂に入ろうとふと鏡を見ると。
黄体ホルモンを補充していたことは、パンパンに張っていた私の体。
黄体ホルモンの補充がなくなり、インフルエンザ菌に侵されたあとは、おばあちゃんのように、張りがなくなり、しょぼんとしてしまったように思えました。
湯舟につかりながら、
赤ちゃんが産めない自分の体を見つめながら、
私は、マスクをしないで人込みを歩いたことで、
インフルエンザ菌にさらされたことで、
自分で、自分の体をいじめてしまっていることに気づきました。
ごめんね、私の体・・・・・・・・
まだ、血液検査をしていないので、確かなことはわかりませんが、
普通に体外受精をしても着床できないのは、
おそらく、夫の遺伝子が半分はいった胚盤胞を異物とみなして、攻撃してしまっているからだとおもわれます。
攻撃してしまう自分の体が憎くさえ思えたこともありましたが、
インフルエンザ菌と一生懸命戦って私を守ってくれようとしたみたいに、
胚盤胞という異物が入ってこないように、必死に戦ってくれている私の体。
私の体は、私を守ろうといつも必死で頑張って戦ってくれているのに、
それなのに、私の脳は、そんな体を「なんだこんな体。どうにでもなってしまえ」って思ってしまった。
今まで必死で守ってくれようとしていることに気が付かなくて、感謝できなくて、ごめんね、私の体・・・・・・ いつも、ありがとう
インフルエンザになって初めて、
胚盤胞が着床できないのも、
体に異物が入らないように、必死で戦ってくれている体のおかげ(?!)で、けなげに頑張ってくれているのに、そんな体を、当の本人が傷つけようとしていたことに、体の頑張りを本人が認めてあげていなかったことに、気づかされました。
これからは、もっと、自分の体をいたわりながら、赤ちゃんがいなくても、自分の体に感謝しながら大切に生きていこうと思ったのでした