これも、5月6日の「世界一受けたい授業」からの気になった内容です。
これから子供を持ちたいと思っている私にとって気をつけておきたいこと。
睡眠時間が6時間以下の睡眠時間が短い子供は、記憶をつかさどる「海馬」が成長せず、将来、アルツハイマー病になりやすい。
脳の成長にかかわる12歳までは、最低9時間の睡眠をとるようにすること。
テレビに出演されていたのは、
元カリフォルニア大学教授
デール・ブレデセン先生でした
そもそも、
アルツハイマー病とは、
炎症などのダメージによって、アミロイドベータというゴミが蓄積し、発症する。アミロイドベータは健全な神経細胞を破壊することで脳が委縮し、働きを低下させてしまうことをいいます。
この、アルツハイマー病。
実は、診断される20年前から発症していることも多く、
40歳ごろからひそかに病気が進行していることもあるそうです。
恐ろしいのは自覚症状がないこと。
アルツハイマー病を発症すると、記憶をつかさどる「海馬」より先に嗅覚にかかわる「嗅内皮質」が委縮するので、記憶障害よりも先に嗅覚の低下があらわれるとか。
においがわからなくなったら、要注意!
初期のアルツハイマー病は治るので、とにかく早く見つけることが重要です。
今までは、アルツハイマー病の発症を遅らせることしかできなかったけれど、デール・ブレデセン先生は、その原因をすべて突き止め、初期のアルツハイマー病は9割が治せる!とおっしゃっておりました。
アルツハイマー病の36個の発生原因はこちら。
デール・ブレデセン先生の提唱するリコード法
36個の原因を生活習慣によって治すというものです。
その主なものは、「食事、睡眠、運動」です。
1.食事
・ブロッコリー、サケ、きのこ
アミロイドベータなどの毒素を排出・脳の情報伝達をスムーズにする
・発酵食品(チーズ、キムチ、納豆等)
体内の菌のバランスを正常化することで、脳に栄養が行きやすくなる
・不飽和脂肪酸(オリーブオイル、アボカド等)
脳の機能を向上させ、さらに活性化させる。
・料理をするときは、焼くのではなく、煮たり蒸したりするほうが、アミロイドベータの増加を抑制するのでベター。
・夕食から次の日の朝食の間を12時間あける→脳を飢餓状態にすることで、細胞の中のゴミ(アミロイドベータ)を掃除してくれる→その結果、アルツハイマー病の発症を抑制してくれる。
2.睡眠
1日の睡眠は7~8時間とする。
それ以下になると、脳へのダメージが蓄積され、アルツハイマー病のリスクが高まる。
寝る前のスマホ・パソコンは控え、音楽を聴くなどリラックスタイムをつくる。
3.運動
ウォーキングなどの有酸素運動のほかに、筋トレが重要。
筋肉の量を増やすと、テストステロンが作られ、記憶をつかさどる神経、ニューロンが活性化し、認知機能がUPする。
このほか、リコード法には、脳のトレーニング、サプリの服用もあるそうです。
アルツハイマー病を心配するのはまだまだ先のことだとおもっていましたが、妊活と同様、大切なのは、食事・睡眠・運動
というのは、とても、興味深い事実でした。
子供が産まれたら、12歳までは睡眠9時間
忘れないようにしたいですね