私は、父方も母方の両方とも「爺さん」の思い出が無い。
何故なら、私が生まれてまもなく二人とも亡くなったからだ。
母方の爺さんは、84,5歳だったと聞いた。
昭和24年の2月頃に亡くなったらしい。
日本人の平均寿命の推移からすると、昭和24年(1949年)頃の男子の寿命は50歳。
戦争の影響で、統計的なデータとして意味が無いかもしれないが、84,5歳は長寿の部類には違い無い。
祖父が長寿だったのは、多分に彼の生活習慣にその因があると思う。
タバコは吸わない、酒も飲まない生活だったそうだ。
また、体格的にも大男、背丈も180㎝以上はあったそうだ。
若い頃、巡業に来た大相撲の余興で関取と相撲を取って、力士を投げ飛ばして、一時は本気で角界にと考えていたこともあったそうだ。
後からの話では、有望な若者を部屋に呼び込む常套手段だったらしい。