ねこハウススタッフの声⑥川村さん
2016年の7月、我が家の数匹いる猫のうちの1匹が、近所に仕掛けられたであろう罠にかかり、右前足を切断すると言う事件がありました。そのことをきっかけにねこ友会の桑野さんと出会い、猫ハウスのお手伝いをさせていただけるようになったんです。
今まで知らなかった世界がそこにもありました。正直「私にできるだろうか」と思いましたが、目の前にいる猫たちが愛らしく、覚えることも大変でしたが、たくさんの仲間たちに支えられ、今日まで続けることができています。
猫ハウスの猫たちは、皆、それぞれ個性もあり、愛嬌たっぷりでかわいい子たちばかりです。病気や怪我やFIVを持ちながらも、一生懸命に暮らしています。
猫ハウスに来るまでの間に、猫たちはそれぞれいろいろな経験をしています。
人馴れができていない子に対しては、「人間は怖くないんだよ」と伝えたいと思っています。
そして最期の時には少しでも穏やかに過ごしてほしいと思っています。
今までたくさんの猫の看取りに寄り添い、涙するたびに、「今までよく頑張ってきたね。また会おうね」と送り出してきましたが、ぬくもりしか届けることができず、後悔ばかりです。
猫ハウスボランティアは、いつの間にか私の生きがいになっていました。
始めた頃は覚えることが多くて、大変だと思っていたのが少しずつ慣れ、気がついたら古株になっておりました。
こんなに長く関われるとは思っていませんでしたが、主人亡き後、寂しい日々の中で、私の生活にメリハリを与えてもらい、私自身が救われた思いです。
細い糸かもしれませんが、社会とのつながりも与えてくれて、逆に感謝しています。猫がつなげてくれたご縁を大切に、できる範囲で無理なく、1日でも長くお手伝いができればと思っています。
(写真はねこ友会参加のきっかけとなったニャンちゃんです)
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