猫ハウスには、白血病など予後の悪い病気で譲渡の出来ない猫たちが暮らしています。
会員のKさんがご自身の所有する敷地内に作ってくださった、おしゃれで素敵なハウスです。
何人ものスタッフが、交代で猫たちの世話をし、掃除をしながら、病気を持っていても、健気に生きる猫たちに癒されて、励まされてきました。
3/15日夜の8時23分。
猫ハウスのチルチルの魂がお空にあげられました。享年4〜5歳。短く尊い、チルチルに与えられた時間でした。
交代で看取りが行われておりましたが、ついに代表と、猫ハウススタッフによって、看取られたのです。
猫ハウスオーナーの記録を参考として、チルチルのことをあらためて紹介させていただきたいと思います。
チルチルは、2020年の5月、コロナ禍の第一波からニ波が治まった頃に猫ハウスの住人になりました。
地域猫として可愛がられていたチルチルの、里親さんになろうとされた方がおられたそうです。その方が、病院に連れて行ったところ、チルチルが白血病を持っていることを知り、猫ハウスに託され、終生飼育がはじまったのでした。
とても人懐っこく、トイレなどのマナーも完璧なチルチルです。病気さえ持っていなければ、里親さんのもとで可愛がられて、今よりずっと幸せな猫生を送れたのではないかと、切ない思いもよぎりました。
そんなチルチルも、初めは慣れなかった猫ハウスの仲間たちとも仲良くなり、特有のダミ声で甘える姿も可愛く、皆に愛される人気者になっていきました。
ただ、常にチルチルは病気がち、偏食も激しく、アトピーで肌を掻きむしり、病院のお世話になることも多く、何度も入退院を繰り返しました。その度に冷や冷やとしたものでした。
見舞いにゆくと、たった一人の病室の寂しさに耐えかねて、体を振り絞るように甘えた声で「帰りたいよ」と訴えていた様を思い出します。
亡くなる10日前に、チルチルは施せる手はもうないと、病院から猫ハウスに戻り、そこから長い看取りが始まりました。
ほとんど飲まず食わずで、チルチルは10日間も生きたのです。見守ることも、辛い役目でありました。それほどに、猫ハウス、ここのみんなが大好きだったのだと思います。本当に皆の愛情をたっぷり受けて、愛情に応えて、生ききってくれたことを感じます。
可愛い子でした。この季節、弱ってゆく猫たちが多く、猫たちとの別れが続いたため、なかなか記事にまとめることができませんでした。
チルチル、一生懸命生きてくれてありがとう。最後までここにいたいよ、と頑張ってくれてありがとう。
チルチルは、亡くなった翌日に、猫ハウスオーナーとスタッフとともに火葬場に行き、その華奢な体も空にのぼって行きました。
虹の橋の向こうで、きっと会おうね🌈
皆様のご支援のおかげで、猫たちに十分な医療や栄養を与えることができていることを心から感謝しております。
これからも、ねこ友会の働きのご支援、お見守りをよろしくお願いいたします。
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