猫ハウスには、白血病など予後の悪い病気で譲渡の出来ない猫たちが暮らしています。
会員のKさんが敷地内に作ってくださった、おしゃれで素敵なハウスです。
今日ご紹介するのは、猫ハウスで病気と戦っているQちゃんです。
もともと餌やりさんに愛された地域猫でありました。地域で愛され、冬も温かな発泡スチロールハウスを用意していただいて、幸せに暮らしていたQちゃんでしたが、お腹の膨らみに気づいた餌やりさんから連絡があり、ねこ友会の猫ハウスで療養することになりました。
検査結果は白血病陽性、FIP陽性。FIPに効くとされる大変高額なサプリメントは存在します。しかしそこまで多額なお金をかけて積極的な治療をしてゆくにはQちゃんの状態は希望が持てないものでした。対処療法や緩和ケアによって、猫ハウスで、穏やかに予後を過ごして行くこととなりました。
Qちゃんは、推定年齢7歳とのことです。外猫の寿命とも言われる年齢です。
猫は室内で大切に育てれば20年近く生きられます。外の世界に暮らす猫は、自由で幸せに見えることもありますが、実際は寒さや暑さ、あらゆる菌や外敵と戦わなければなりません。
すべての猫を保護することはできないことです。ですから、地域猫を守ってくださる餌やりさんの存在は本当にありがたく、餌やりさんがおられるからこそ、TNRが成り立ちます。
しかし、外猫たちの過酷な猫生を思うと、できることならみんな保護してあげたいという葛藤の中で活動しています。
Qちゃんは歯の炎症の治りが悪く、頬に膿が溜まっては、病院で抜いてもらいます。また腹水が溜まるごとに病院で抜いてもらいます。

今回の通院では、頬の膿を4cc、痩せた体からは400ccの腹水を抜きました。タンパク質等の栄養が体に巡らず、腹水に流れてしまっています。
毎日の服薬、通院、治療。譲渡できない猫にここまですることはないのでは、と言われることもあります。それでも、縁のあった猫にはできる限りのことをしてあげたいというのが、ねこ友会の思いです。
猫ハウスには他にも色々な病気と闘う、たくさんの可愛い猫たちがおります。皆それぞれに個性的でチャーミングな猫たちです。
少しずつ紹介させていただきますね!
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リストに載っていない、猫フード、シーツなどの猫用品も大歓迎です。
譲渡会に参加しない大人猫も里親を募集しています。
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