Charlie-Keiのブログ

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お酒…大好き人間だよぉ(^o^)/
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   今、世間で話題になっている妻の小林麻央さんを病気で亡くした歌舞伎俳優、市川海老蔵さん。私も10年前に妻を癌で亡くしたので、あの頃のことが蘇ってきているところです。当時、真っ先に思い浮かんだのが、これからどうして生きていこうでした。しかし2人の娘を育てて行くしかないのです。

   さかのぼること11年前、妻は急に胃の痛みを感じ様々な病院を受診するも特に異常は認められなかったのですが、最後に大学病院で精密検査を受けたところ、膵臓癌と診断されました。私は頭の中が真っ白になりました。外科的治療は出来ないとつまりは手術は出来ないということである。延命治療しか出来ないのか?生まれて初めて味わう壮絶感。何も手につかない。

   一方、妻は病名の告知を希望し、自分の死を身近に感じた時から一生懸命生きることを決意しました。人間、普段は強い人でも病気になると弱気になるものですが、妻は最期まで本当に強く生きたと思います。

   入退院を繰り返した10ヵ月半の闘病生活の間、口癖は「今出来ることをする」でした。そして「ありがとう」という感謝の言葉を、誰にでもどんな些細な出来事に対してでも言って来ました。

   そして3月3日の桃の節句。。。妻は旅立ちました。世間では雛祭りで賑っている頃、私の娘たちには母親の死という寂しくて悲しい1日となってしまいました。

   妻にはやりたい事や見とどけたかった事がたくさんあったと思います。子どもたちの入学、卒業、そして何より2人の娘の花嫁姿を見たかったことでしょう。いつまでも子様達の輝きがきっと妻の「願い」だったと思います。

   私の妻として、娘たちの母親として、一人の女性として、そして人間として、本当に素晴らしい人生をおくれたと思います。

   私は妻亡き後、供養のためにと遺稿集を発行しました。タイトルは妻が亡くなるまで言い続けていた「ありがとう」。遺稿集というと、重さや悲しみが湧いてくるものですが、これは主に妻が趣味で書いていた絵手紙や歌集などで、ファンタジーでやさしさと愛にあふれている遺稿集です。麻央さんの逝去がまたこの遺稿集を読みかえすことになるとは…。

   私は当時、仕事も手に付かないほど落胆していたのに、今同じ立場の海老蔵さんは凄い人だ!

   妻の麻央さんを亡くした海老蔵さんの気持ちが痛いほどわかる今日このごろです。


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