いろいろな見方があると思いますが、火災保険申請は詐欺と記載しているサイトを拝見しますが、本当に詐欺といっていいのでしょうか?
確かに火災保険の申請をしてただの手数料目的であったり、修繕工事をするのではなく、増築やリフォームする。地震で被害を受けたものを火災保険で申請をするといった内容であれば、詐欺と言わざるを得ないと思います。
これはNGですよ。
しかし、例で挙げると、会津地方では雪(雪害)による住宅への被害が少なくはないのです。
ところが、雪国で住んでいく上ではやむを得ないから我慢しなきゃいけないとか、ただの老朽化で仕方がないという風に思われている方がほとんどなんです。
また、大雪などで修繕を要する実害が発生したとしても自費を投じて修繕していくのが一般の常識。
個人目線では経年劣化か自然災害なのかも分からないのが実情ではないでしょうか?
※僕たちが災害調査したからといって、しっかり保険会社の鑑定人の方も来られますし、最終的には当然保険会社の判断になります。
火災保険に加入すること自体は当たり前で住宅を建てる際の融資の条件としても必然となっています。
一般的な認識として火災保険は火災のみしか適応にならないと思われています。実際、保険セールスマンの方でさえも大半の方が火災保険の詳しい部分まではあまり知っていないというのが実情です。
このような実情の中で、火災保険を申請したら詐欺だといわれれば誰も保険申請なんて出来ないでしょ。
こんな状況にあるから保険金の不払い問題が起きるんですよ。
その特徴から、一部からは保険会社による保険金詐欺、又は保険金詐欺ならぬ保険料詐欺とも言われてます。
一般的な考えとして、保険に入ったから大丈夫。安心。といいますが、保険屋さんに対して、初めてありがとうと思えるのは、保険金がおりたときですよね。
じゃなきゃ『お客様に喜んで頂く』なんて嘘っぱちじゃないかな?
入ったらそれっきりの保険。それなら手数料目当てのペーパー商売でしょ。
プラス保険金も支払わないとなれば保険に入る意味なんてなくなっちゃいますよね。
僕はこんな状況を変えたいと思って今の仕事をしているだけです。
自分がどれほどの力を持っているかはわからないけど、この仕事を本来すべき方々がしないのであれば、自分がやる。それだけです。
※一部のリフォーム業者で法的に問題がある業者もいるのも事実です。
そういった業者は僕も許せません。
同じような業種に見えると思うので、誤解をさせていることに対しては誠に申し訳御座いません。