愛人から本妻へ（猫編）

私には本妻（まお・20歳8ヶ月で他界）と愛人（バン・1歳5ヶ月）がいる（笑）
本妻（まお）が生きているときは、私の獲得で二匹が睨み合い。
と・・・言っても愛人がそう思っているだけで
本妻は愛人がきても変わらない生活。

まず、愛人（バン）は私がどこに行くのにもついてきた
おトイレ・お風呂場・台所・仕事部屋・寝室・・・・と

猫は水が嫌いなはずなのに、お風呂場に入ってきて私の入浴シーンを眺め（笑）
お風呂場に入らないときは、外のマットで待機。
勿論、私の帰宅も・・・

玄関の鍵を開け、一歩足を入れたときにはスリスリ～～
まるで忠犬ハチ公を思うような行動。

とにかくどこに行くにも尻尾を90度に立てて着いてきていた愛人。

私が寝るとき、本妻（まお）が私の脇にべったり寝ると（昔からの定位置）
愛人が私と本妻の狭い間を入ってこようとして、いつも私に叱られてた。
「わきまえなさい！」と（笑）
何度怒っても割り込んできていた。
私が真ん中で川の字になっていても愛人は満足できないようで・・・。

いつも私が本妻を立てるので、愛人は隙あれば本妻をいじめにかかっていた。
本妻はかなり年だったので、喧嘩をする気力もなくて、それを見て私が
愛人を叱ると益々エスカレート。

とにかく、愛人はすごかった
私が本妻を抱き上げて頬すりすると、その後はテーブルの上から
ヨタヨタと歩いている本妻めがけてアタックしていた。

でもそんな本妻も先日老衰で天国に旅立った（涙）
20年も連れ添ったパートナーだったので、老衰とはいえかなり落ち込んだ私。

で・・・・その後の愛人・バンは
ライバルがいなくなり、様子が変わった

どう変わったか？？て

まず、お風呂場の付き添いもなくなり
勿論寝るときも、最初はどこかで寝ていて明け方に私のベットに戻る！ってな感じ。

しみじみ思った
あーーー人間も猫もライバルがいなくなると怠慢になる・・・・と。
愛人から本妻に格上げしたとたんこれだものね～～～

べったりバンに付き添われてた私だったので、最近寂しくて仕方がない
そろそろ子離れが必要かも・・・

もしくはまた、愛人でもつくる・・・・？（笑）

右：まお

左：バン

バン