とうとうiOS4がリリースされました。期待に胸を膨らませて、アップデートした方も多いかと思う。中には間違えてiOS4へあげてしまった方も少なくないはず。
今まで、通常の使い方であれば、断然iOS4へアップデートした方が良い。
通常でない使い方?の方も多いだろう。所謂、JailBreakだ。
巷でいう、旧ブートROMで脱獄生活を送っていた方なら、問題なく4→3.1.Xなど行き来出来る。カスタムファームウェアで脱獄も出来る。ただし、CydiaサーバーにSHSH On Fileされていればの話。
ただ、一旦iOS4に上げてしまうとベースバンドが上がってしまう。SIMロックフリー者は要注意!!
こうなると、iOS4から3.1.Xへダウングレードすると、iTunesがエラーを吐く。(1015)
このときにiRecoveryというツールを使うのだが、このツール、Intel系CPUにしか対応していないようだ。私の母艦はiMac G5でCPUはPowerPC 2.0GHz。これだと、iRecoveryが使えない。
脱獄生活しか考えていない私は悩んだ。Google先生にも聞きまくった。
そして、ようやく見つけた方法がここで紹介するものだ。
私の使うiPhone3GSは新ブートROM搭載機。
この機体でJailBreakをするには現状ではSpiritしかない。(2010/7/15現在)
iOS4がリリースされてiOS4へアップデートして、数週間だけ入獄生活を送りました。
やはり、シャバの空気が懐かしい・・・。
私のiPhone3GSは一度、Spiritで脱獄していた。iOS4を試したくてアップデート。このアップデートでBaseBandは上がるので、後々SIMロックフリーをしたい方は悪戯にiOS4へのアップデートは控えた方が得策である。
私の現在の環境を記載させていただく
○ 母艦：iMac G5 PowerPC
○ OS：Mac OS X 10.5.8 (Leopard最終版)
○ iPhone:3GS (新ブートROM)
○ iTunes:9.2(最新版)
○ iPhone2,1_3.1.3_7E18_Restore.ipsw
ここから探してください○
CydiaにSHSH 3.1.3 On Fileされている。○
hostファイルを追記済み (74.208.10.249 gs.apple.com) Cydiaサーバーとの通信に必要。
赤太字これは、とても重要。
自分で用意するもの
○
BlackRa1n
Windows版とMac版がある。
JailBreakする予定であれば
○
Spirit
中ほどにDownloadがあるので、該当するOSのものをダウンロード。
では、ダウングレード方法。
(あくまでも私が実行し、成功した例を記載しているがすべての端末で成功するとは言い切れないので、必ずご自分で納得され、文鎮になっても仕方がないという方のみ試してもらいたい。あなたの機体に何らかのトラブル等が起きても、当ブログでは一切責任を負うことはありません。)1. iTunesを起動
2. 【Option】+［復元］→ 3.1.3のFirmwareを選択
※Win機では、OptionはShiftに該当する
(3.1.3へ戻すなら iPhone2,1_3.1.3_7E18_Restore.ipsw を選択。
ただし、CydiaにSHSH On Fileされていることが前提となる。
CydiaにOn Fileされていれば、3.1.2などへのダウングレードが可能)
3. しばらく放置。
するとおそらくiTunesがエラー(1015)を出す。
気にせず【OK】をクリック。
すると、リカバリーモードを見つけました的なダイアログが出る。
ここも【OK】をクリック。
この時、iPhoneの画面は『iTunesへ接続しろ！』だ。
ここで、一度iPhoneを強制再起動。(ホームボタン+電源ボタン長押し)
再度、リカバリーモードを見つけたというダイアログが出る。
【OK】をクリック。
4. ここでBlackRa1nを起動。
【make it ra1n】をクリックで実行。
しばらくすると、脱獄生活を楽しんでくれ！的なダイアログが出る。
この時のiPhoneの画面は真っ暗になる。
でも、慌てず騒がず。決して失敗した訳ではない。
ここで再度、iPhoneを強制再起動。
再起動されるとiTunesがiPhoneのアクティベート作業を始める。
ホーム画面が現る。
無事に3.1.3へダウングレードが成功した。
これで、iOS 4から純正3.1.3へ戻すことができた。
脱獄はSpiritを実行するだけ。(新ブートROMはSpiritしか使えない)
ただし、このダウングレードの方法は、私の母艦MacでCPUが
PowerPCだったためにiRecoveryというソフトが使えないための苦肉の策であった。
おそらくPowerPC用にはプログラムがコンパイルされていないからだと思う。
実際にターミナルからコマンド打つとBad CPU...というエラーが出る。
IntelMacやWindowsならiRecoveryが使えるので、その方法をGoogle先生に聞いてみてもらいたい。すぐに探し出してくれるはずだ。
