10/26(金) 12:30配信 チバテレ
チバテレ（千葉テレビ放送）
千葉県内の公立学校における昨年度のいじめの認知件数が過去最多だったことがわかりました。国立と私立を含めた件数は全国ワースト1位となっています。県教育委員会の発表によりますと、昨年度県内全ての公立小・中・高校、特別支援学校で認知されたいじめは、前年を4000件以上回る約3万6000件に上り、過去最多となりました。これに国立と私立の学校を加えた認知件数は3万7000件あまりで4年連続の全国ワースト1位となります。
内容としては「冷やかしやからかい、悪口」が最も多く、次いで「軽くぶつかる、叩かれる」「仲間外れ、集団無視」といった比較的軽微なものが全体の8割近くを占めました。県教委は増加の要因について「軽微なものも見逃さないという教職員の意識の向上の表れ」としたうえで、今後もいじめに関するリーフレットの配布や管理職を含む教職員の研修を行うなどしていじめの未然防止と早期発見に努めるとしています。