あびクラシック番外編
続・ともきゅんのフレーダーマウス
ネーベルホルン杯2022出場の友野選手フリープログラム「こうもり」原題はドイツ語🇩🇪フレーダーマウス(こうもり)
私自身はこの夏「THE ICE2022」で拝見致しました。
名指揮者、カラヤンぽい雰囲気とディズニー映画の「ファンタジア」を思わせるユーモアな雰囲気もある様に感じました。
「こうもり」は三幕あるオペレッタ(喜歌劇)で(結構長いです)
6時代に開演だと終演が10時をすぎる長さです(休憩あり)
プログラムで使用されている序曲(オーバーチュア)では1幕のメロディが多々出てきます。
ウィーンフォルクスオーパー来日公演時の宣伝ダイジェスト動画が複数残っています。
序曲で使われているメロディがかなり出てくるので、ビジターの方にもわかりやすいと思います。
「こうもり」は喜歌劇と表記される作品です。
歌唱曲の難易度は高い作品ですが、セリフ(ドイツ語)と踊り(ワルツ、ポルカ、チャルダッシュ他)がはいります。
オペラはセリフの部分もメロディがある歌パートですが、オペレッタはセリフになります。
(ミュージカルとオペラの中間の様な感じです)
オペレッタはヨーロッパからアメリカへわたりミュージカルへと発展、という歴史も。。
オペレッタの作曲家(家族等も含む)の中にはユダヤ系の方もおられヨーロッパから離れたケース等様々な状況がありました。
(歴史的にホロコーストから北米等へ逃れる、という時代)
(「こうもり」の主人公であるガブリエル・アイゼンシュタインもユダヤ系の銀行家という設定…)
🎵こちらの既出分にもまとめさせて頂いております↓
アイスダンスでも使用される事があるレハールの「メリーウィドゥ」も人気作品です。
(🇮🇹アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ組がワルツプロで使用されています)
カールマン作品はユーロ圏の選手が時々、演技で使用しておられます。
(🇷🇺ウルマノフが使用されていた「サーカスの姫君」等…)
個人的には「チャルダッシュの女王」は好きです。
(*️⃣チャルダッシュはテンポの早いハンガリーの舞曲。ハンガリーの方に伺った事がありますが、ウィーンの舞台のテンポはゆっくりめ(遅い)らしいです。日本人にはめちゃくちゃ早く感じたのですが…)
ウィーンの大晦日(ジルベスター)では「こうもり」が上演。
冬の季節を楽しむ(乗り越える)為に2月の時期に新作、新演出等のプレミエ公演があり、
2月のウィーン国立歌劇場(シュターツオーパー)の客席で見ましたが段差がほとんどなく前列の大柄の紳士の間から舞台をみた記憶…(演目はもちろん、こうもり)
見えない…見えない…となっていました。
コロナ禍の関係で来日公演に影響が出ていましたが2022年末~2023年ニューイヤーは、
ウィーンフォルクスオーパーのオーケストラによるジルベスターコンサート&ニューイヤーコンサートの来日公演開催と発表がありました。
たぶん恒例なので「こうもり序曲」や「ラデッキー行進曲」等が演奏されるのでは…?と思っています。