今年は豊作、注目度の高い馬も出走してますね。



アルミューテン
父スクリーンヒーロー(ロベルト系)
母デラセーラ
母父マライアズモン(レイズアネイティブ系)
母母父アフリート(ミスタープロスペクター系)


父はスクリーンヒーロー。モーリスとゴールドアクターと日本最強クラスを2頭も輩出。両馬共に母系は地味、そこがスクリーンヒーローの凄いところ。

母父マライアズモンは早熟だったが高いポテンシャルを持っていたのだろう。2頭もケンタッキーダービー(チャーチルダウンズD2000m)馬を輩出。マジックストーム(ラキシスやサトノアラジンの母)を母に持つマライアズモン産駒エスケープマジックでさえダートの短距離馬。日本ではそう言った位置付けの種牡馬と思って差し支えない。

ちなみにアルミューテンの祖母は桜花賞(阪神1600m)馬プリモディーネ。ちと調べたらプリモディーネは20歳、あのキャピキャピだったプリモディーネが20歳……俺も年取るわけだ。


アルミューテンはとにかく初戦(中山1800m)の内容が破格。ケチをつけるならスタートで押して押して端を奪いに言ったことのみ。逃げれば勝てると思ったのか、怖がりで他馬を気にする面があるのか。後者だと馬券的に怖い面もあるが。前半1000mが65.4秒のドスローで逃げたので上がり3Fが速くなるのは当然だが、11.7-11.7-11.3と尻上がりに速いラップを計時。逃げたとは言えドスローで折り合えた事も◎、距離伸びても面白い。

血統的には桜花賞、NHKマイル(東京1600m)辺りがベストな感じがするので、とりあえず東京でも中山と同じ脚を使えるのか、ここに注目している。



キャナルストリート
父マンハッタンカフェ(サンデーサイレンス系)
母フィラストリート
母父コジーン(カロ系)
母母父リファール(リファール系)



キャナルストリート、この配合はかなりのポテンシャルを感じる。良馬場の阪神1400mか京都1400mで逃げて良し、差して良しの良配合。溜めに溜めれば3歳限定のオークス(東京2400m)ならどうにかなるのかな?と思える血統構成。


デビュー戦(中山2000m)はレベルの高いメンバー構成。その中でも一番人気に推されるキャナルストリートは相当な期待を背負っての出走。

道中は中団外目を追走し、勝負所の3、4コーナーでは外を回って進出。前を射程圏に入れ直線へ。

直線に入ってからはリズムが悪く、カクカクしちゃっている感じ。それでもジリジリと伸びてベストリゾートを捕らえてゴール。

3、4コーナーまではいい走りをしていたが、直線は鞍上の柴山と息の合わない走り。相性が悪いのかと思ったが、もしかすると完全にバテていて柴山がバテたのを持たした可能性もあるのかなと。それでも前を捕らえたのは本馬の底力なのかな、と。

負かしたベストリゾートも2走目で強い勝ち方。鞍上を替えた走りも見てみたいが、中山2000mの様に自ら動いていくコースではなく、距離短縮した東京1800mで溜めての競馬も見たい。











「暑くてこれ以上入れん」

(家のテレビは高温に発熱するプラズマテレビです)



カフジプリンス
父ハーツクライ(サンデーサイレンス系)
母ギンザフローラル
母父シンボリクリスエス(ロベルト系)
母母父シーキングザゴールド(ミスタープロスペクター系)



神戸新聞杯(阪神2400m)でも狙った本馬。

カフジプリンス 詳細



神戸新聞杯を見る限り、乗り替わった岩田騎手は最低でも菊花賞まで乗り続けるのではないか?

ゲートを出た後、無理に抑える事も無理に促す事もせず馬なりで中団へ。本馬は強烈な瞬発力と言うタイプではなく、器用さもそこまで無い、しかも枠は内。前半でポジションを取らなければ包まれ動けなくなる可能性が高かった。せめてサトノダイヤモンドよりかは前に着けないと勝ち負け出来ない馬。

それでも歴戦の強者岩田は急かすことをしなかった、勝負をしなかったのである。それは菊花賞でも継続して乗る為に、馬のタイプをしっかり掴む、試し乗りをしたのだと推察。

その結果、サトノダイヤモンドより後方のポジション、内で包まれ直線も半ばまで全く追えない状態を作り出してしまった。

しかし、そこからが馬の底力。二桁着順を覚悟したその状態からジワジワ脚を使い始め、3着のレッドエルディストに肉薄する4着。

長くいい脚を使うタイプの本馬が、直線も半ばまでブレーキ踏んだ状態から、瞬発力だけで4着まで着順を上げたのは驚き、の一言である。



恐らくサトノダイヤモンドの一強に近いオッズになる菊花賞(一強と言ってもサトノダイヤモンド2.1倍、ディーマジェスティ3.2倍、他二桁倍率でほぼ二強)。サトノダイヤモンドはある程度外を回して安全運転で来る可能性が高い。カフジプリンスがサトノダイヤモンドから勝つには結局は内を突くしか無いだろう。同じ内を突くにしても後ろからではなく、前半で好位を取って4角で先頭に並ぶ競馬。

決め打ち気味に好位を取る岩田騎手は今まで何回も見てきてるし、ここぞと言う時の「これしかない」と言う神騎乗も何度も見てきている。

新緑賞(東京2300m)では内の狭いところを捌き、阿寒湖特別(札幌2600m)では大外ブン回しで突き抜け、丹頂S(札幌2600m)では菱田の駄騎乗で苦汁も舐めた。カフジプリンスには所謂「岩田乗り」をこなせるだけの下地はある、それだけの経験値は間違いなくある。

決してエリートではない、泥にまみれたカフジの王子に是非とも菊花賞の栄冠を勝ち取って欲しい。そして叩かれ過ぎて勝負弱くなった感のある岩田騎手。彼を一躍有名にしたのもデルタブルースの菊花賞。またこのレースをきっかけに「勝負強い岩田」が見れる事も願いたい(危険騎乗が良いわけではないが)