ヴィーナスフローラ
父ハーツクライ(サンデーサイレンス系)
母サパス
母父キングマンボ(キングマンボ系)
母母父プラウドトルゥース(リボー系)
ラキシスやサトノアラジンの全妹フローレスマジックに注目している方は多いだろうが、配合的に引けを取らないのが本馬、ヴィーナスフローラ。父はお馴染みハーツクライ。牡馬は1800m以上、牝馬は1600m以上で破壊力ある末脚を繰り出す。
母父は大種牡馬キングマンボ。日本でもキングカメハメハ、エルコンドルパサーと世界最高クラスを2頭も輩出。スピード化していく近代競馬の申し子。母母父はブリーダーズCクラシック(D2000m)勝利のプラウドトルゥース。
母サパスは7年連続バゴを種付けされていたが、8年目はハーツクライ。そこで生まれたのがヴィーナスフローラ。そして9年目は再度バゴ(笑)。余程バゴが好きか、ヨーロッパの大きなレースを目指しての配合だったのか?日本のバゴ産駒はビッグウィークの様な大物タイプは稀で、小回り短距離を突っ走るタイプか内回り1800-2000m辺りを馬群を縫って差してくる器用さ目立つタイプばかりですが。
少々脱線したが、ヴィーナスフローラは成長力溢れる、1600m~2000m辺りで活躍が見込める血統構成だ。
初戦(札幌1500m)は好位から直線楽に抜け出して快勝。ハーツクライ産駒にありがちな鈍重でモタモタする面がほぼ無く、素軽さがあるのが好印象な競馬。
2戦目はりんどう賞(京都1400m)。外回りコースに変わると言っても距離短縮。1400mはやや短い雰囲気だが、初戦の軽さを見ると、案外適距離の可能性もある。スタートを無難に決めるとスローペースなのもあってか、楽に好位を追走。4角では番手を上げて前を捕らえる位置に。直線入って一気にペースアップ、逃げたアズールムーンは一気に突き放す。本馬も追われて一瞬鋭い脚を繰り出すがそこからの伸びはジリ脚。徐々に差を詰めるが4着でゴール。
稍重とは言え高速馬場の京都、距離短縮、上がりの速い展開と色々重なっての4着。結果よりも京都1400mの流れに乗れた事の方が大きい。それだけのスピードを持ってる事が分かっただけでも収穫。
元々1600m以上での活躍を見込んでいた。距離伸びれば1400mでジリ脚だったのも解消されるだろう。萩S(京都1800m)にも登録があり、アルテミスS両睨みの様。どちらに出ても距離延長の一戦。いずれかに出ても楽しみだ。