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大津中学生自殺事件の件

 自殺といじめの因果関係は認められていないということを、報道関係者、コメンテーターらは、当事者が責任逃れや保身のために発言しているかのように否定的にとらえている事に問題があります。同級生らのいじめを苦に自殺したのではなく、他の悩みを苦に自殺した可能性があるということを忘れてはいけないと思うのです。では、どのような悩みがあり得るのでしょうか。以下のカッコ内については大変報道しにくい内容であり、裏づけがあるものでもありません。もしかすると、メディアは当初から以下のことについての情報を得ていたのかもしれませんが、報道しにくい内容であるために省かれてしまったのかもしれません。そうすると、偏った発想しかできなくなってしまう重要な事柄です。

 (自殺した中学生の家庭は、母親が妹を連れて家を出ており、彼は父親との2人暮らしであった。彼はひどく父親を嫌っていたそうです。彼は自分の居場所が無いと学校の先生に言っていました。彼は遊び仲間(いじめたとされる子達)や、その他の同級生らの家にたびたび泊り込み、家に帰ろうとしなかったそうです。泊まられる方の親は、彼の父親に連絡を取ろうとしますが、彼は自分が父親に連絡してるから電話しないいでと牽制する。しかし何日も泊まるとなると、さすがに心配のないように、連絡を試みるがほとんど繋がらない。やっと連絡が取れ、父親が迎えに来ることになったら、どうして電話したんやと、ひどく彼に恨まれたそうです。 遊び仲間の子達は、もう帰れやと忠告した。しかし、帰るくらいなら死んだほうがましだと彼は答えたそうです。そして事件が起きましたが、彼の遺書は見つかっていません。誰かが彼の遺書を処分したという可能性もあります。 この事件直後に保護者が集まり、話し合いが行われましたが、その時点で保護者の間では、いじめがあったのではないかという憶測がありました。しかし、自殺した子の父親は、事を荒立てたくないので犯人捜しのようようなことはしたくないと言った。この時点で親として、かなり不自然な発言だと思いますが、その後、一転して父親は、いじめがあったのではないかと学校に対して訴え、学校側は生徒達にアンケート調査を実施しました。その結果、いじめの書き込みがあり、それを受けて学校は、いじめがあったと報告。それでメディアはいじめが原因とは限らないのに、いじめが原因で中学生が飛び降り自殺したと報道しました。そしていつの間にか事実上、片親だったはずの、父親一人の訴えではなく、両親によって学校や加害者とされる保護者を訴えるという形になっています。)
 
 一般的な憶測とはまったく違うことが原因で中学生は死を選んだ可能性もありうるということは、自殺した子の親子関係を知る近い周囲の人たちであれば容易に思い浮かぶことですが、それをうかつに表現できるものでもありません。だから、学校側はいじめと自殺の因果関係は現時点では認められないという、世間の期待に反するような歯切れの悪い回答しかできず、そのことがさらに世間の苛立ちを助長しているようです。いじめは、その度合いは別として社会構造の一部とさえ言える身近なものですが、メディアは、いじめは絶対に許されるものではないというような発言を感情的に訴えかけ、時には涙を見せて世間とその悲しみを共有します。そして、学校や教育関係者、担任教師、いじめたとされる同級生を二度とこのような惨劇が起こらぬように厳しく正義感を抱いて、つるし上げようとしますが、これは冤罪になりうることです。遺書が無い自殺の場合は特に注意が必要です。普通の子供は親から愛されていると考えてしまいがちだけれども、そうでない子供たちもいることは様々な親子虐待事件をみても明らかです。この事件に関して、そんなことはありえないことだと言えるでしょうか。皆さんは自殺した子の家庭環境までは知らないはずです。
 
 いじめの内容も悪辣なものとされていますが、当事者間ではきつめの悪ふざけであったかもしれない。これは、関西的ないじり(いじめられたりどつかれたりすることを自らおいしいと捉える感覚)を理解できない一部の気まじめな生徒や一般の人からすると不愉快で下劣で許しがたい内容であって、死に到るいじめと捉えられたのかもしれません。しかし、本当の自殺の原因は、親子の人間関係にあったかもしれないということを同時に考えていかなければならないはずです。少なくとも彼は居場所が無い孤独感を抱きながら、本来安らぐ場所である家には帰りたくなかったということは事実らしいのです。彼は友達のところに泊まる事ができない夜に、たびたび自宅マンションの屋上で一夜を過ごしていたそうです。
 
 これらの内容は、私が直接見たわけではないので、いじめのアンケート調査で、いじめを聞いたという報告から、この事件はいじめによる自殺なのだという解釈に到るのと、さほど変わりないことでしょう。同様にこれも一つの可能性による憶測です。しかし一つ一つ裏を取っていけば真実となる事柄かもしれません。繰り返しますが、まだ真相は分かっていないのです。最近報道された、アンケートの記述に加害者とされている子が『「お前の家族全員死んだらええねん」と言っていた。』という事も、見方を少し変えれば、まったく違った意味合いに聞こえてくると思います。
 
 これ以上一方的な見方による大変な誤解かもしれないコメント、感想、解説、などの報道は、いくら自由な意見を誰も阻止することは出来ないといえども、それは考えるための重要な情報が一部欠落した状態に基づくものであって、信憑性に欠けると言わざるを得ません。それらの報道によって一部の正義感に燃える人たちが過激な行動で抗議し始めています。実際に、教育委員会に対する爆破恐喝があり、当時の担任の先生やいじめたとされる生徒の実名探しはネット上であふれています。このままでは大変な誤解によって、報復制裁のような事件が新たに発生しかねません。もしも、そのようなことが起きてしまった場合、そのきっかけを作ったメディアはその責任を追及されることになるでしょう。

 真実を明らかにするために、現時点では、自殺に到る原因が特定できていない状況であって、同級生のいじめが直接の原因ではない可能性があるのだということをしっかりと言っておかなければなりません。他の可能性もありうるということがしっかりと伝わっていれば、「自殺した子の気持ちを味わうがいい」というような過激な報復制裁の矛先がぶれ、実行を抑えることが出来るのではないかと思います。思い込みによる犯人探しをさせないような報道を望みます。すでにネットでは加害者とされる中学生の顔写真、家族の写真、勤務先、住所等が流されています。大変危険な状況です。もしも冤罪だとしたら、報復制裁をする側もされる側も、彼らの社会的、精神的損害は甚大なものとなります。松本サリン事件のように。