もう最近の世相は視野狭窄に陥るほどの目まぐるしさで、本来の生体のあるべき生物学的管理限界内とは言い難い、ほとんど戦争手前の雰囲気だ。 オバマの当初に習主席が太平洋を米中で分け分けしようと日本をすっ飛ばしたことが、今に至る米中の口喧嘩がヒートアップしたそのままで、言い換えれば米国の覇権がある意味押し込められているようにも見える。 その渦中に生起したコロナ問題が全世界のみならず、世界の運命を握るこの両大国のさらなる覇権の帰趨を複雑にしているようだ。 とくに米国の立ち上がりが今もって歴然としていないのが気にかかる。 ただ英国が離脱を成し遂げたことが米国にとっても大きいと思う。
それと比較すればわが日本の相対的世界的位置づけはなんとも恥ずかしいほどのチンドン屋ぶりだ。
なんでここまで情けないザマかは分析するまでもない平成元禄の宴にいまもって立ち上がれないゆでガエルからの居心地にひとり太政官政治にもう浸りきった世相に飛び出せずにすり鉢に飛んでは跳ね返されているカエルそのものである。 米国に英国がともかくも寄り添うことになったのは英国の前の200年の覇権国家としての知恵が蓄えられている。 日本は以前に日英同盟を破棄して三国同盟の愚を犯して敗戦の憂き目に遭った。 いまこそ改めて英国の知恵を喧々復唱するチャンスだ。 トランプは余りな大統領なれば
一期でも仕方がない。 改めてホールアウトして次のラウンドではまずはドライバーを正確に打ち直してほしい。 もちろんトランプがいなくなればアベ、アソウはもう不用であることは言うまでもない。