先日投稿した通り、アメリカの博士課程出願の経験・感想をシェアします。
最初のこの記事では、「海外での博士課程」について、なんで知ったのか、なんで目指したのかについてつらつらと書いていこうと思います。
まず、進学先をして海外を意識したのは高1の冬のことでした。
なんでそんな話になったのかは忘れましたが、当時の同級生が米国大学への出願を検討してるという話を聞かせてくれたのです。僕は最初、そんなことを考える人がいるのかと驚嘆するとともに、世界のtop10に入るような大学の名前を聞き「なんとなくかっこいいなぁ」と感じたのを覚えています。ただ、当時の僕にとって、米国大学への出願は夢のまた夢のような話でした。キラキラした目で夢を語ってくれた帰国子女の同級生と違って英語は全然ダメでした(高校でも、ややできる部類に入るぐらいでした)。そのうえ、課外活動で特異な成績を残せる見込みもなくアピールポイントはゼロ。そのうえ、学費がべらぼうに高いらしい。比較的恵まれた環境で育ったつもりではいたが、その金額は子供の頭でもわかるほどに高額でした(そのころは奨学金の存在を認知していなかった)。
ここまで壁が立ちはだかると、たいていの人間は選択肢から完全に外してしまうものです。当時の僕も例にもれず、国内の大学に進学するという認識が改まることはありませんでした。しかし、思い返せばこの時から、僕の海外で学ぶという選択肢への情熱は生まれ始めていました。
また幸運にも、高校や大学において台湾やアメリカ等へ一週間程度滞在するプログラムに複数参加する機会をいただきました。現地の友達ができることで、外国語習得へのモチベーションが上がったことや、アメリカの某大学で授業に参加するなどして、学生の優秀さや授業スタイルに感銘を受けつつも、授業によっては自分も彼らに太刀打ちできるのではないかと思えるような体験から、挑戦したいという気持ちがひそかに心を占めていきました。
晴れて大学生になり、留学についての情報を集める中で「大学院留学」という選択肢があることを知りました。
よくよく話を聞くと、英語力は必要なものの、
・課外活動での実績はマストではない(研究実績等の方が重要)
・学費や生活費は大学から出る *
・卒業後の進路も研究者のみならず幅広い
*実際は全額支給される例は多くなく、奨学金の獲得等が必要と後日聞きました。
という話を聞き、これは僕にもチャンスがあるのではないかと感じるようになりました。
上記の通り、僕がこの出願を決めたきっかけは大層なものではなく、選択肢として魅力的だなくらいの感じだったわけです。
巷で聞く話だと、「子供のころから宇宙への夢が。。」とか、「身内を癌で亡くして、薬の研究を。。」とかとても立派な内容が多いんです。もちろんこういう背景を持っていることはとても強いのですが、持っていないからといって選択肢としては変わらないはずなんです。
(もちろん、「なんで特定の大学で特定のことを学びたいのか」を考えていくうちに背景は濃くなっていくのですが、最初から背景が濃い必要はないということです。)
日本で大学院に進むのと海外で博士課程に進むのと、同じ進学であるべきなのに、日本では大層なことであるかのように「留学」と区別しもてはやしている現状があります。これでは、単純に進学を志しそのポテンシャルがある人も腰が引けてしまうのではないでしょうか?
多くの人が選択肢の一つとして海外大学院進学を認識するようになるといいな。
次回は主にアメリカの大学院(博士課程)への出願に際して必要なこと、スケジュール等を書いていきます。












